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語学の敵は暗記。敵を倒すには己を知れ。あなたはどのタイプ?
こんにちは。社会人になってから英語とドイツ語を習得したちかよりみちです。
本記事に興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
さて、毎日まいにち知らない単語や文法と向き合っている語学学習者にとって、暗記は大きな課題です。
辞書を引けば、つい今しがた引いたばかりだったり、文法問題を解けば、同じ問題をまた間違えていたり、ガッカリ。
筆者は暗記力がよい訳ではないので、未だに苦労していますが、自分の傾向を知ってから、暗記の速さや記憶の残り方に変化が見られました。
今回は、4つの例とともにご紹介します。
ご自身がどのタイプか考えながら、読んでみてくださいね。
では、始めます!
例1. ガンを飛ばす天才
カナダ留学中のある日のこと、同じクラスの子が小さな鞄ひとつで授業に来ました。
授業が始まると、無愛想な感じでじっと先生と黒板を見つめています。
机には何も置かず、メモも一切しません。
しかし、授業後には全てを理解し、説明できているから不思議です。
例2. 真っ青なノート
語学学校では数人でグループになって学習することがよくあります。
ある授業で一緒に作業をしていたうちの1人が、床にノートを落としました。
拾い上げた筆者は、たまたま開いていたページを見て驚きました。
ノートの余白がないくらい、ビッシリと単語が書かれていたのです。
ノートの持ち主は、書かないと忘れちゃうんだ…と照れながら言いました。
謙虚な彼は、クラスナンバーワンの実力の持ち主でした。
例3. お茶目なマシンガントーク
大抵、クラスに1人は居る、ずっと話しているお喋りさん。コミュニケーション能力が高く、単語の活用や文法が間違っていようが、皆を和ませるのが得意。とにかく話す、ムードメーカー。
土台が固まる中級以降から、飛躍的に力を伸ばしていました。
例4. ビジュアル系
見た目の話ではないですよ。あらかじめ。
筆者はこのタイプです。
授業を聞いても悲しいかな、耳から耳へ抜け覚えられません。話すのも同様です。
書くといくらか覚えますが、漢字ドリルのように、何回も同じものを書くのは苦手。
でも、不思議なことに見ると覚えられます。
見て覚える時、例えば、LとRの違いが分かりやすいのですが、単語を構成する文字の高さをイメージで覚えます。
確か、平らだったなとか、山になっていたなとか。
そうすると書く時にも頭にイメージがあるので、間違えません。
また、読む時は、同じ作家であれば語彙が似ていたり、専門書なら用語が繰り返し出てくるので、何回も見ることで覚えます。
その代わり、小説のように場面が変わり、描写の細かい表現が多いと、繰り返しがないので、単語や表現をあまり覚えられません。
まとめ
語学勉強では、単語にしても、文法にしても、暗記を制すれば、もう大部分をやり遂げたようなものです。
その暗記をいかに自分に合った方法でできるか。
これが、語学力を伸ばすポイントになります。
いかがでしたか?
語学勉強で暗記が必要な皆さまのヒントになることを願いつつ。
それてはまた。
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