メリット5つ。ベルリン移住の幼稚園児ママが早朝バイトを始めて得したこと
こんにちは。社会人になってから英語とドイツ語を習得、現在ベルリン在住のちかよりみちです。
数ある記事の中からお選びいただき、ありがとうございます。
今回は、幼稚園児ママである筆者が早朝バイトを始めて感じたメリット5つについて、ご紹介します。
あれ、もしかして今?
ベルリンへ移住してから2年半。ようやく生活にも慣れてきました。
もともと仕事が大好きだった筆者ですが、妊娠、出産、ワンオペ育児、移住と続き、心身ともに疲れ果て、専業主婦をしていました。
そうした中、子どもが学校に上がるまでは、この生活を続けなければならないのかな…と育児を楽しむ反面、どこか寂しく感じていました。
しかし、気付けば子どもは自分でできることが増え、少しずつ手が離れてきていました。
それを見て、自分が働き始められるタイミングは、もしかしたら今なのかも知れないと感じ、できる範囲で探してみることにしました。
戦略的仕事探し
子どもを授かるまでは、寝る間も惜しんで働いていたのですが、今度は同じようにはいきません。
働いて、何を得たいのか。
お金はもちろんですが、実は、移住後に欲していたことが他にもありました。
以下、実際に得られたメリットとともに、5つにまとめましたのでご覧ください。
ママがバイト始め得られたメリット5つ
1. 現地の人との繋がり
この数年で在宅勤務という働き方が広く認められるようになりましたが、実際に人に会う機会がほとんどないことはデメリットです。
通勤中、勤務先やその周辺、顧客や取引先など。会社に通えば、人との繋がる機会は無限です。
移住後、知り合いや家族が側にいないママにとって、現地の人と繋がれることは大きなプラスになります。
2. 情報の入手先が増える
現地の人と繋がることで、膨大な現地情報を得られるのはもちろんですが、勤務先には現地の各機関からの情報も入ってきます。
勤務先が地域の公的機関や他の企業と連携しているからです。
特に勤務地周辺の安全に関する情報は、新聞やニュースよりもより速く詳しく知ることができます。
3. 個人として認識される
妻やママと言う役割。それはそれでいいのですが、個人として認められる時間がない生活は、大きなストレスになっていました。
短時間でも、家庭内の役割から解放される時間は、やはり必要です。
4. 経済面で精神的にラクになる
ありがたいことに、生活の心配をせずに専業主婦をさせてもらっていた筆者。不自由はないのですが、自分で稼いだお金ではないので、精神的にキツかったのです。
誰かがお金を稼いでくれるということは、その人が自分の生きる時間を削り、稼いできてくれたということ。
筆者には、小さな頃からこの考えが根底にあるので、稼いでもらったお金で必要品以外を買うことには抵抗がありました。
また、稼いでいないことにも罪悪感がありました。
それ故に、自分の稼いだお金が欲しかったのです。そうすれば、今日は頑張ったから、カフェに行っちゃおうかな?なんてことも、気兼ねなくできます。
5. ママが生き生きし、家庭内が好循環
パパは仕事でいつもいない。仕事って何か嫌なものだな…と子どもなりに仕事に対してマイナスなイメージがあったのは、日頃の様子から分かっていました。
ところが、子どもがパパと登園中にママの働く姿を自分の目で見ました。
さらに、最近ママは仕事を始めてから、何だか楽しそう。
そうして、子どもの仕事に対するイメージが大きく変わり、自分も幼稚園で頑張ると言い始めたのです。
実際、登園渋りも減り、偏食にもかかわらず給食にも手をつけ始めるなど、変わってきています。
旦那は、幼稚園の見送りを週に何回かする事で、おっかなびっくりだった育児参加にも、自信が出てきた様子。
何より、状況的に専業主婦にならざるを得なかった仕事好きの妻が、制限内とはいえ仕事を始め、本来の自分を取り戻しつつある姿を見て、喜んでいます。
まとめ
ママが仕事復帰するために条件が全て揃うことはない。しかし、できる範囲内で探せばなくはないし、家族にとってメリットも多い。
今日も楽しく過ごしましょう!