迷惑行為の数々・・・
多様化の時代と言われても、迷惑行為も多様化に入れるものではないが、利己主義者たちは、周囲の人たちには無関心であり、無視した中で迷惑行為を日々披露している人も多い。
<ドライブ中のゴミの投げ捨て>
車の運転中に前を走る車の車窓から、タバコの吸い殻やその他ゴミが投げ捨てられると、とても嫌な気分となる。車内を清潔に保ちたいのは分かるが、それを優先して公道にゴミを投げ捨てるのは非常識極まりない。
そのゴミに固いライターや空き缶などがあれば、後続車のフロントガラスやボディを傷つけることになる。それさえシミュレートできないのだから、どれだけ配慮が欠落しているのかが窺い知れる。
<駐車場やエレベーターの割り込み>
スーパーなどの駐車場で1台も駐車スペースが空いていないのに、公道から突っ込むように横着な運転をする人がいる。行き当たりばったりで、何も考えてはいない人である。
また、その駐車場から数台が公道へ出ようとしている車を阻止するように、公道から入り込もうとする人もいる。駐車場から車が出て、初めて駐車スペースが空きの状態になることさえ計算できない。
エレベーターや列車のドアも同様に、満杯のエレベーター内の人が数人出ることで、初めて通路側から数人が入れることになる。それさえシミュレートできない人は、どういった思考回路を持っているのか理解に苦しむ。
<トイレのノック>
トイレ使用中の場合は、ノブのところの赤印やその他サインにて「使用中」とすぐ分かるようになっているが、それを確認することもなく、ドアをドンドン叩いたり、ノブを何度もガチャガチャといじる人がいる。
何とも知恵もないのかと驚いてしまうが、慌て者は他者のことなど意識することもなく、ただ、自分の行動中心で動くがあまり、このような失態を日々繰り返している。
<百貨店のバーゲンセール>
年末年始となれば、必ず百貨店やモールなどで開催されるバーゲンセール。テレビ報道でも度々絵面として登場するのが、洋服売り場の数人の女性の引っ張り合いである。
我先にと手に取るのは良いが、あくまでも支払いが済んだ時点で自分のものになる商品。しかし、それら商品を荒々しく取り扱う様は、とても正常な人間とは思えぬほど、配慮なき光景である。
<世界遺産における吸い殻ポイ捨て>
以前、何度かイタリアの世界遺産縦断の旅に行った時のこと。エンタシスの美しい柱の根本に、大量のタバコの吸い殻がポイ捨てしてあった。
目を疑うような光景であったが、世界遺産の名に相応しくないものであり、観光客の民度の低さに驚かされたのであった。
以上のように、迷惑行為がなくなる気配はなさそうだが、少しでも、自分スタンダードが間違っているという認識を持って欲しい。世の中は共存共栄が成り立ってこそ、健全な社会となるけれども、利己主義者の気づきと改善を切に願いたいものである。
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、日常生活で見られる様々な迷惑行為に焦点を当てています。著者は、ドライブ中のゴミの投げ捨てや駐車場での割り込み、トイレのノックなど、身近な状況での不適切な行動を具体的に挙げながら、それらの行為が他者に与える影響や、その背後にある無配慮さを指摘しています。
文章は比較的明確で、例を挙げることで問題点を浮き彫りにしようとしています。ただし、より多くの情報や背景を提供することで、読者が議論により深く理解しやすくなるかもしれません。また、各例に対する解決策や改善案を提示することで、より建設的なアプローチが示されるでしょう。
最後に、エッセイは利己主義の問題について警鐘を鳴らしており、自己中心的な行動が社会に及ぼす影響について深い関心を寄せています。全体として、社会への配慮や共存共栄の重要性を強調しており、改善への意識を高める効果があると言えます。