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純金尽くし、ダイヤモンド尽くし、そして腕時計尽くしのひと時。

 昨日、午後3時より髙栁時計宝飾店(熊本市下通アーケード街)に足を運び、久しぶりに取材することに。

 創業130周年の特別企画 『魅惑の黄金フェア』を開催すると聞いていたが、各所に純金製の高額商品が並べられていた。こんなに純金をまじまじと見たことはなかったが、流石に、その黄金色の光は心をリッチにしてくれる。

 小さなお地蔵様から蛙、七福神、不動明王など縁起物ばかりである。可愛いものもあり、手に取ると、純金なのでとても重そうである。コロナ禍で3年間どんよりとした中で過ごしてきたので、元気が出そうな純金。

 撮影をしていると、同店の会長さんが、世界最大のダイヤモンドのレプリカや世界の宝石が掲載されている書籍「Gem」を見せて、特にレアなるダイヤモンドについて語ってくれた。

 その後、若社長の案内で、店内ショーケースに納めてある、宝飾品や腕時計などを、一つ一つ説明してくれた。

 130年の歴史と伝統を誇る髙栁時計宝飾店。先般の記事に書いた通り、100年以上も同じ業種を維持継続できることは、筆者にとっては「Uncredible!」である。よほど、先祖の仕事を継承するという強い志がDNAに組み込まれているのだろうと。

 取材は1時間程度で終了した。その間、お客様が立て続けに来ていたが、下通アーケード街に出ると、コロナ禍とは打って変わって、幅広いアーケード街がかなり狭く感じるほど、多くの人たちが行進している。

 「こんなに熊本市は人口が多かったかな?」と疑いたくなるほどの人の波。3年前の人流が戻ってくれば、これまでの凹み切った地域経済も活性化に向かい、動き出すに違いない。人混みが嫌いな筆者であるが、今日ばかりは、人の波を見て、すこぶる心地良かった。

 そうそう、同店前は、コロナ禍前には、1日あたり2〜4万人の往来があると聞いたことがあった。


▼今回の記事をFacebookリールにしてみました。
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西田親生@D&L
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