2022年写真集(8)
気づけば、花ばかりを撮っている。理由は分からない。カメラを手に持ち、歩き出すと、自然と生き生きと咲き誇る花にレンズを向けてしまう。
何年もお散歩カメラをしていると、無意識の内に、行き先で出逢った花々を無言で写している。野鳥がいるときは、動くものからシャッターを切り、それから花にレンズが向く。
お散歩カメラで一番困るのは、雨と風、それに夏場の炎天下。夏場は、花が急に姿を消してしまう。山手では野鳥の囀りは聞こえるものの、陰に隠れて目視できない。
そんな時は、足繁く通うホテルメイドのランチを撮ったり、熊本市動植物園の温室内のトロピカル・プラントにレンズを向ける。温暖化となり、トロピカル・プラントも雖も元気がない。
四季を通して、熊本県内を全て撮り尽くしたいが、なかなか言うは易し、行うは難しである。街並みを撮っても良いが、これまた、様になるところは少なく、開放感がある場所を探すのに苦労する。
「日常の眼前の光景を切り撮れ!」と自分に言い聞かせても、カメラが本業ではないので、どうしても時間的に余裕はない。しかし、下手の横好きもここまで来れば、辞められない。如何なものかと・・・。
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