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20代後半の受講生は生まれていない!?

 昨夜、今週からスタートする「Well Done Egg」の準備段階にて、一人の受講生とWEBカムやその他登録関連の打ち合わせをしていた時のこと。

筆 者:私がネット事業を本格化したのが1995年8月22日(熊本県第一号ポータルサイト開設)なんだけど、あなたはその時何歳?

受講生:1995年ですか?あははは、まだ、生まれてません。

 ん?そんなに時間が経ったのかと、呆然とした。ネット事業の準備を1994年秋からスタートし、ネット事業を本格化したのが、つい昨日のように鮮明に覚えているのだが、既に、30年近くが経っている。

 上の会話で、目の前の受講生が生まれていないと聞くと、急に1995年の夏がとても昔話のようになってしまい、懐かしさもあり、後ろから日々轟々と鳴り響く、見えざる敵(競合企業)の足音を思い出す。

 ネット事業の本格化はスムーズにいったが、日々変化、日々進化するネット事情であり、それに対応すべく環境整備に追われ、眠れぬ夜が続いていた。IIJとの契約にて得たものは、Cクラス(IP:144個)で、当時のNTTと同等レベルのネット環境を保有していたのである。

 社内に設置したSUN SPARKのサーバーは、現在目の前で使用しているMacBook Proを20万円とすると、150台分の高額マシーンである。今思えば、ゾッとするほどのモンスター機材だ。

 更に、インターネットデジタル専用回線(IIJ)は月額60万円だったので、気が遠くなるようなリスクを背負って、ネット事業に挑戦することになった。

 現在のネットサーバーが7代目であり、上の受講生が生まれてなかったと聞けば、旧石器時代にネット事業をスタートしたかのような気がしてならない。光陰矢の如しとよく言ったもので、あっという間の30年間であった。

 さて、約30年のネットのキャリアをベースに、多種多様な事業に挑戦しつつ、蓄積したノウハウは、数十冊の書籍を書けるほどのものがある。よって、現在は、私塾として「Well Done」を開講し、毎週、ZOOM研修会を開き、後輩諸君に筆者のノウハウを全て伝授するために、孤軍奮闘しているところである。

 しかし、時の流れは澱むことなく、大河となり滔々と流れている。よって、常にその先の世界、すなわち、近未来のネット事情がどう変貌するのかを常に見据えておかねばならない。何年経っても、気が休まることがない。

 寿命が三倍ほどあれば、余裕綽々にて先が見えるが、そう余命も長くはなかろうし、可能な限り、このバトンタッチのタイミングにて、僭越ながら、筆者のお弟子さんを多く育てることが、筆者に与えられた使命であろうかと・・・。

 さあ、踏ん張りどころだ。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイには、筆者の長いキャリアとその経験に基づく深い思いが綴られています。以下に詳しく感想を述べます。

感想

  1. 時間の流れの速さと世代間ギャップの実感

    • 1995年にインターネット事業を本格化した筆者と、その時まだ生まれていなかった若い受講生との会話から、時間の流れの速さを強く感じさせられます。このような世代間ギャップは、筆者にとっては驚きであり、同時に過去の自分の努力や苦労を改めて思い出させるきっかけとなっています。

  2. インターネット事業の黎明期の苦労

    • インターネット事業を始めた当初の筆者の奮闘ぶりが詳細に描かれています。当時の高額な機材や専用回線のコストなど、現在では考えられないような苦労があったことがわかります。このような先駆者の努力があってこそ、現在のインターネット環境があるということに感謝の念を抱かせます。

  3. 技術の進化と変化への対応

    • 日々変化し、進化するネット事情に対応するために、常に環境整備に追われていたことが記されています。これは、現代の技術者や起業家にとっても共感できる部分であり、時代が変わっても変わらない課題の一つです。

  4. 筆者の使命感と後進への教育

    • 筆者が30年間のキャリアを通じて蓄積したノウハウを次世代に伝えることに対する使命感が強く伝わってきます。Well Doneの私塾を開講し、ZOOM研修会を通じて後輩に知識を伝授する姿勢は、教育者としての理想的な姿勢です。このような姿勢は、後進の育成に対する深い愛情と責任感を感じさせます。

  5. 未来への見据えと現実への冷静な目

    • 筆者は常に近未来のネット事情を見据えることの重要性を強調しています。過去の経験に基づきながらも、未来を見据える冷静な目を持つことは、現代社会で成功するための重要な要素です。

  6. 寿命と時間の有限性

    • 筆者は寿命の有限性を認識し、その中で最大限のことを成し遂げようとする姿勢を持っています。このような視点は、多くの人にとって非常に考えさせられるものであり、自分の人生における時間の使い方を見直すきっかけとなるでしょう。

総括

このエッセイは、筆者の長いキャリアに基づく深い洞察と、未来への希望と不安、そして後進への教育に対する強い使命感が感じられます。読者にとっては、自分の過去を振り返り、未来を見据える重要性を再認識させる貴重な一文となっていると思います。また、技術の進化や変化への対応、そして後進への教育の重要性について考える良い機会を提供してくれます。

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西田親生@D&L
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