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周辺の花々はカラカラ、息絶え絶えの状態。
車外に出て被写体にレンズを向けると、体全体を熱波が襲う。更に、ギラギラと眩しい太陽光(紫外線)が当たると、前頭葉から顔全体、手や腕、そして首に刺さるような痛さを覚える。
焼けるような猛暑の中、涼しげに咲く花を見つけるのは困難である。スプリングクラーが定期的に水を与えてくれる花壇ならまだしも、目が眩むような炎天下では、花々はカラカラ、息絶え絶えの状態になっている。
高台から遠景に入道雲が見え、近場の草むらに真っ白な百合の花を見つけた。しかし、僅か一輪が被写体としてはギリギリのところで、他の百合の花はしわしわとなり、変色しつつある。
以前から周辺に木陰があり、小川が流れ、小鳥の囀りを楽しみながら花々を写せる場所はないかと探していた。やっと見つけた八景水谷公園(熊本市)。しかし、湧水池のある同園には、木々の中の遊歩道はあるものの、夏の花々を見ることはない。
かと言って、熊本市動植物園の植物園に行っても、温室内のTropical plantも元気がなく、見るに耐えない状態となっている。
車に戻り、液晶パネルの温度計を見ると摂氏48度。とんでもない高温である。車内にはスズメバチ撃退用のスプレー缶などの可燃物を裸のままにしておけば、火災を引き起こすに決まっている。危ない、危ない。
買い物に行っても、生鮮食料品が多い場合は、クーラーボックスをトランクに常備しておき運ぶようにしなければ、食料品がダメになってしまう。地球温暖化と言われるようになり久しいが、とんでもなく息苦しい。
日常の生活パターンさえ変えてしまう地球温暖化。全国各地では熱中症で絶命に至ったという、悲しい事故が毎日のように報道される。災害大国日本であることは覚悟はしているものの、ここまで暮らし辛い島国になるとは予想だにしていなかった。
しかし、地球温暖化もウクライナ危機も何もかも、自然の猛威ではなく、誰も止めることができない「人災」である。神はこの「人災」に目を瞑り、多くの人たちを見捨てるのか!?と、愚痴を言いたくもなってしまう。
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