Nikon Dfへの想い・・・
10年ほど愛用していたNikon Df。デジタル一眼レフカメラであるが、軍艦部などの外観は、昔のNikonフィルムカメラを彷彿させる逸品であった。
それが、ある日突然、撮影不能となったのである。原因は、本体内部のCMOSイメージセンサーとその手前にある黒い幕の破損であった。
シャッター数は限界に達していなかったが、シャッターを押すたびに、本体内部から幕がバシャバシャと異音が聞こえるようになり、撮像に分厚い黒い影が出るようになった。
カメラ専門店に持ち込み、Nikon指定修理専門メーカーへ見積もりを取ることに。一週間ほど経って連絡があった見積額。何と20万円近い金額だ。
その修理費を支払うほどなら、新古品の上質なものを購入する方が良いと判断し、修理依頼は見合わせることにした。
フルサイズの名機として、画素数は1600万画素ほどだが、他機種と比べ、画質が突出していた。イメージ通りにアーティスティックな撮影が可能であり、更に、多種多様なNikkorオールドレンズを使用できるのである。
それから半年ほど経っただろうか。ネットで新古品を探してみると、プレミア価格なのか、とんでもない高値ばかりになっている。流石に名機なのだろうと思いつつ、判断に迷ってしまう。
しかし、仮に同じものを入手したとしても、もし耐久性に問題があれば、同様の症状にて壊れる可能性も無きにしも非ず。よって、半年後に最終決断することにした。
▼Nikon Df+Nikkorオールドレンズ20mmで撮影したもの
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