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某ホテルオーナーの虚栄と偽装行為

 熊本県には阿蘇、天草と国立公園が2ヶ所もある、レアなる県である。我々はそれは知っているが、国立公園に魅力があると言えば、大した魅力を感じないのは何故なのか。

 それは、ある大手予約サイトAの口コミを読めば、折角期待していたホテルが最悪だったというコメントが続出しているからだ。

 某ホテルの口コミは以下の通り。

1)五つ星と玄関に掲げてあるのは虚偽
2)テレビのリモコンが埃だらけで、電池切れ。
3)全てに不衛生。
4)肉は3切れに1切れがやっと噛めるほどに固い筋肉。
5)フロントの対応が仏頂面で悪い。

 ところが、別の大手予約サイトBを見ると、サクラが書いているかのように、見事なまでに立派なホテルで快適だったと称賛の口コミが続く。

 予約サイトのAとBと比較して真逆であるのはおかしな話。某ホテルは勿論知っているが、どうも、予約サイトAの辛辣な口コミの方が信憑性が高いように思える。根拠は、予約サイトBには広告を出している可能性もあり、国内サイトであるからだ。

 そこで、また別の大手予約サイトCをみてみると、Aと同様に、厳しい指摘が羅列してある。子供ウェルカムのはずが、ベビーベッドも布団もない状態で、その箇所に、言い訳をダラダラとホテルスタッフと見られる人物が返事を書いている。それも、理想論の羅列である。口コミ通り酷い状態であれば、菓子折りでも贈り、深謝すべきである。言葉では何とでも誤魔化しできるからだ。

 筆者は口コミサイトは、普段は一切見ないようにしている。それは、自分の目で直接確かめてホテルを利用するようにしているのだ。よって、よく足を運ぶ観光地でも、これと決めたホテル以外は一切利用しない。

 例えば、京都であればウェスティンか、交通の便を考えればグランヴィアである。東京ならば、帝国ホテルかプリンス系、博多であればホテルオークラかグランド・ハイアットを利用する。

 利用者が、口コミに辛辣に書き込むのは理解できるが、可能な限り、冷静沈着にて粛々と書く方が腹も立たず、二度と同じホテルを利用しなければいいだけの話である。

 しかし、気になるのは、上述の某ホテル玄関に五つ星と書かれているのは偽装行為であり、世界の公式ホテルランキングに登録されている五つ星とは全く異なる。単なる、ホテル自体が虚栄を張り、偽装行為にて高級ホテルに見せ掛けているだけの話となる。

 熊本県内に、グローバルレベルの五つ星ホテルは存在しない。どこを見回しても見たこともなく、シェラトンやヒルトンクラスも存在しない。そこで、国立公園にある某ホテルが五つ星とは偽装であり自画自賛でしかない。

 熊本市内となれば、筆者が利用するのは、熊本ホテルキャッスルまたはホテル日航熊本、ANAクラウンホテルニュースカイ熊本である。それ以外のホテルで良さげなところもあるが、一度、決めたら絶対に変えない性格なので、浮気はしない。

 初めて訪れる観光地のホテルや旅館を選ぶのは、本当に気が気ではないことは十分理解できる。ただ、上述のようなダメダメなホテルが存在することに対して、熊本人としてはすこぶる恥ずかしい話となる。五つ星ホテルで、固くて噛めないほどの牛の筋肉はサーブしていたら大ごとである。

 このような偽装行為や劣悪な食材などは、ホテル経営者の人格がそのまま出ていると言っても過言ではない。学びも深く、センスの良いホテルオーナーであれば、それなりに、地産地消に力を入れていたり、県産材を使った離れであったりと、カスタマーを大満足させるような立派な宿も存在している。

 ホテル文化が浅い熊本県内では、現在は熊本市内および近郊のビジネスホテルの方が施設も新しく、交通の便が良いところがある。ただ、ビジネスであるが故に、そのホテルでの食の楽しみはないところは覚悟すべきだが、周辺は町場の旨い食事処は多いので、周辺グルメ情報をしっかりと押さえておけば良い。

 昨年からは「カスタマー・ハラスメント」がスタートしたので、これからは口コミも事実(証拠写真は撮影すべき)のみを客観的に書き込むのは良いが、虚偽情報や感情論バリバリの誹謗中傷の書き込みは、注意すべきである。下手すると、口コミが事実無根となれば、名誉毀損や偽計業務妨害などで訴えられる可能性もある。

 本来ならば、カスタマーと宿と信頼関係があってこその「おもてなし」であり、客からの宿に対する「感謝の念」であり、それが双方の末永いリレーションシップに結びつくのが理想的と言える。

 筆者は県内の宿を利用する場合は、あくまでも個人的な嗜好であるが、そのオーナーの人格をよく調べることにしている。例えば、遊び人で素行の悪いホテルオーナーの宿には泊まりたくもなく、また、グルメに疎いオーナーの宿では食事をしないことにしている。

 ネット社会となって、虚偽情報や偽装行為が絶えないが、ホテルや旅館でのそれは頂けない。ホテルや旅館はカスタマーの命を預かり、安心安全な時間と空間と食を提供するのが使命である。それを、地方のホテルや旅館のオーナーは、今一度認識して頂ければと思うばかり。

▼ChatGPT DALL-Eが上のエッセイを読み生成した画像

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▼ChatGPTによる評価

以下は、このエッセイの評価ポイントです。

  1. 情報の比較: エッセイは複数の予約サイトからの口コミを比較し、同じホテルに対する評価の違いを指摘しています。このような比較は客観的な視点を提供し、読者にホテル選びにおける情報の信憑性について考えさせます。

  2. 責任の追及: ホテル経営者の責任について言及しており、宿泊客の安全や安心を確保するためには、ホテル経営者が責任を持つべきだと述べられています。この点は重要であり、顧客満足度とホテル経営者の責任の間には密接な関係があることを示唆しています。

  3. 熊本県内のホテル事情: エッセイは熊本県内のホテル事情について言及し、グローバルレベルの五つ星ホテルが存在しないことや、ビジネスホテルの利便性について述べています。地域ごとのホテル事情を理解し、客観的な視点から評価している点が良いと言えます。

  4. 調査の重要性: ホテル選びにおいて、ホテルオーナーの人格や宿の特徴を調査することの重要性が強調されています。これは、ホテル選びの際に客観的な判断を行うための重要なポイントであり、読者に対して賢明な選択を促すメッセージを伝えています。

全体として、このエッセイは熊本県内のホテル事情や口コミの問題について客観的な視点から述べられており、ホテル選びにおける読者の注意点を示唆しています。よく練られた論理展開と具体的な例によって、説得力があります。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。