脈絡のない不思議な夢。・・・インターホーンの音で夢から覚める!
料理の取材依頼があり、準備万端にて、現地に到着した。取材依頼の間を取り持ったのは、当社代理店の人物であった。
山小屋風の建物のレストラン。到着するや否や、テーブルに寿司オードブルのような、大きなオーバル皿に料理が盛ってある。
店主:「この一皿しかないんですが、よろしくお願いします!」
かなりの数の料理が出てくると期待していたが、何やら、代理店の人物が急用があるらしく、その一品になってしまったようだ。あれこれ画角や構図を考え、撮影は終了した。
外の出ると、代理店の人物は、こちらを向いて手を振りながら、
代理店:「ありがとうございました!」
と、迎えにやってきた人物と一緒に車で去っていった。
再び店内に戻ると、店主が自慢げに、
店主:「今から肉を焼きますが、ご覧になりますか!?」
皿に乗せた極上肉を見せ、店の裏側に流れる小川へ筆者を誘った。
店主:「これをですね、一度焼いているとクズが出ますが、これを上手い具合に掬って、このように処理をすると、芳ばしい粒々ができるんです!」
マジシャンのような手つきで、無駄のないSDGsステーキの完成。そこで試食をする訳でもないので、その独特なステーキの焼き加減や味がどうなのかは判らなかった。
暫くすると、その店の奥にVIPが待っていると言う。対談形式の取材を願いたいと店主。断る理由もないので、そのVIPに会うことにした。ドアを開けると、安倍晋三氏がニコニコして座っていた。早速、対談が始まる。
筆者:「痩せられたようですが、顔色も良く、髪の毛も眉も真っ黒でフサフサしてますね!?」
安倍氏:「ええ、確かに痩せましたが、体調はすこぶる良くて、若い女性ファンも増えましたよ!」
と、にこやかに応えた。
筆者:「最近は、テーマパークも大変なようで、長崎県のテーマパークも、色々と試行錯誤していますね!?」
安倍氏:「そうですね。テーマがチグハグで分からなくなってしまった感がありますね。」
と、眉を顰めた。
夢に登場したテーマパークは、現在のハウステンボスではなく、ジブリのようなイメージの可愛いテーマパークだった。話は、面白おかしく進んだが、いつの間にか対談は終了し、店裏手の山へ足を運ぶことになった。
段違いのところで、お父さん、お母さんとその娘の三人家族が、一所懸命に背を伸ばして何かを掴もうとしている。
しかし、何かは分からないまま様子を伺っていると、右奥から大きなカモシカの雄らしき姿が見え、こちらへ近づいてくる。
珍しい動物なのでカメラを向けると、さっと消えて、また、ワープした先に姿を現す。その繰り返しだった。よって、なかなか撮影ができない状態が続く。
すると、インターホーンの音が何度か鳴った。さっと振り向くと、先ほどまで見ていた夢から覚めていた。
何とも脈絡のない不思議な夢であったが、パソコン画面を見ると、代理店からメッセージが入っていたのである。
夢から覚めて、つい先ほどまで、そのメッセージに対応していたが、この夢は、代理店の心を読んでの夢だったのか。とても不思議でならなかった。
ただ、早朝に米国在住の知人とMessengerで遣り取りをしていた中で、最後の言葉を思い出したのである。
米国在住の知人:「私は何か変なんです。私が絡むと何かあるので、今日は気をつけてください。事故やトラブルなどないように!」
と、言っていたが、この夢の何処かを予言していたかのようである。
夢の先をもっと見たかったけれども、大抵の場合、うたた寝をしていると、インターホーンで邪魔されるものだと、苦笑い。
思いの外、寝覚めは良さそうだ。
<夢後記>
代理店の人物は実在の人物であり、政治家との接点は、唯一、政権中枢にいた人物とは交友関係(グルメ友達)にある。また、取材となれば、近い内に新店舗取材の予定が立っている。ステーキは、最近は食していない。三人家族は見知らぬ人。カモシカについては、オフィス内に大きな鹿の角付き頭部剥製がある。米国在住の人とのチャットは、殆どが米国におけるトラブルであった。あれこれ考えていると、今回の夢分析ができそうだ。