「完全メシ」・・・検証の価値あり
新聞社時代は、ゆっくりランチを楽しむこともあったが、殆ど、立ち食いというか、5分、10分で食べ物を呑み込むような事が多かった。よって、土日の休日を楽しんだといった経験は皆無に等しい。
最近、近場のセブンイレブンのオーナーより「完全メシ」の解説を聞き、夜食にどうかの検証実験をしている筆者である。
どんなに手抜き夜食と雖も、できることならば、僅か10分そこらで食すとしても、味は勿論のこと、栄養価をしっかりと考えないと、「完全偏食」となってしまう。
因みに、試食したのは、NISSIN U.F.O.芝麻醤(チーマージャン)のコクと花椒(ホアジャオ)の香り「汁なし坦々麺」。そして、写真上のようにカレーメシ(キーマカレーと欧風カレー)、更にスムージー。
本日は以下の写真の通り、欧風カレーの「完全メシ」である。思いの外、ルウの風味は抜群に良い。これが、ご飯とルウが別々であれば、「完璧完全メシ」であるが、「5分でできる完全メシに贅沢言うな!」と言われてしまいそうだ。
ルウに浸かったご飯を噛んでいると、なんちゃって肉やら野菜やら、クツクツとした食感が堪らない。乾燥ご飯のふやけ具合も丁度いい。勿論、しっかり混ぜ混ぜしないとリゾット調になってしまう。
近場のセブンイレブンの「完全メシ」シリーズでは、坦々麺1種、カレー2種、スムージー2種となっているが、NISSINの「完全メシ」公式サイトをご覧いただければ、その全容が明らかになる。
2016年の熊本地震を思い起こせば、このように熱湯5分でそれなりの風味を楽しめるのであれば、災害時非常食としても役立ちそうなので、これから数点選び、非常食ボックスに常備しておこうかと・・・。
以前、某陸上自衛隊駐屯地視察にて、最前線での乾燥米や乾燥野菜などの非常食を見たことがあったが、太平洋戦争の頃に、このような「完全メシ」の非常食があったらば、ひもじい思いもせず、餓死する兵士も少なかったのではないかと思うばかり。
いやはや、インスタント食品も侮ることなかれと言ったところだ。