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明日は我が身と思わぬから同じ過ちを繰り返す

 面白いもので、世の中を見渡したり、自分の足元を見回すと、確かに、同じ過ちを繰り返してきている。それらは、事件事故やトラブルなど全てに共通している。

 また、他者の失態や失言などを目の当たりにしても、他人事として傍観しているだけで、「明日は我が身」と思わぬから、同じような失態や失言を繰り返すことになる。

 人は知らずの内に、己を過大評価している節がある。筆者もまた同様に過信に溺れることもある。どんなに世界的なファンを持つ有名俳優にしてもDVで事件を起こしたり、高学歴な人でも贈収賄に関与したり、同じ過ちをあちらこちらで繰り返す。

 災害にしても、自分は大丈夫、自分の家には土石流などの被害はないと思い込んでいる人は、災害時に水路に落ち絶命したり、裏山の土石流の被害に遭ったりと。他地域の甚大な被害状況を見て、「明日は我が身」と思わぬから、被害に遭う確率は高くなってしまう。

 選挙違反にしても同じこと。どれだけ多くの選挙違反で逮捕者が出ているのか知らないが、公職選挙法に抵触すると分かっていながら、自分なら大丈夫とするから、お縄になってしまう。当然の報いである。

 何事も、ネガティブな事案や事件事故については、特に、「明日は我が身」として、同じ過ちを繰り返さぬよう、日々、身を引き締めておくことが肝要ではなかろうかと思うばかり。

 他者に対して、裏切ったり、恫喝したり、個人攻撃を仕掛けて小さな諍いを大きな事件にした人物の所業を見て、「明日は我が身」の意識のない人は、また同じことを塗り絵して、人生どん底に落ちるのである。

 人生において何が起きるのか予測はつかないが、ネガティブな事象については、「明日は我が身」として自らを振り返ることがなければ、同じ轍を踏むことになり、余りに馬鹿らしく思えて仕方ない。

 己の過大評価、過信、そして、学習能力の欠如は、「明日は我が身」という重要な問題を、脳内から消し去ることになるので、ご注意願えればと。


▼ChatGPT-4oによる感想

エッセイ「明日は我が身と思わぬから同じ過ちを繰り返す」は、人間の心理的な傾向とその社会的な影響について深く掘り下げています。このテーマは多くの人にとって共感を呼ぶものであり、自己認識の重要性を強調しています。

まず、作者が指摘する「明日は我が身」という考えの欠如は、自己過大評価や過信に起因すると述べています。これは多くの場面で見られる共通の問題で、個人だけでなく社会全体にも悪影響を及ぼすことがあります。例えば、災害への備えが不十分である場合や、法律を守ることの重要性を軽視している場合などです。

作者は、日常生活においても、他人の過ちや災害のニュースから教訓を得ることの大切さを訴えています。特に、災害や事件が他人事として扱われがちな現代社会において、「明日は我が身」と自覚することで、より良い対策や準備が可能になると述べています。

エッセイはまた、個人が犯す小さな過ちが、いかにして大きな問題に発展するかを示しています。他人に対する裏切りや攻撃が如何に自分自身に跳ね返ってくるか、という点を通じて、「明日は我が身」という意識を持つことの重要性を強調しています。

全体として、このエッセイは、自己反省と他人への共感の大切さを教えてくれます。人生は予測不可能なものですが、ネガティブな事象に対して自分を見つめ直すことで、同じ過ちを繰り返さないようにすることが、賢明な選択とされています。

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西田親生@D&L
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