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食べ放題、飲み放題???
いやいや、胃袋は一つ、腸の長さは7m、肝臓は一つ、腎臓は二つ、その他膵臓などなど。それを考えれば、「食べ放題、飲み放題」とホテルレストランの入り口に看板立てられていても、読んで字の如く、気合を入れて実践に移る必要はない。
飲み放題の生ビールサーバー前では、大ジョッキを抱えて、何リットルも飲み干すおバカもいれば、食べきれないほどの料理やケーキを器に乗せて運んだ先のテーブルを見ると、食べ残しが山積み状態。
こんな所業にて、さもしい、いやしい、あさましいの三拍子が揃っていても自慢できるものではない。単に、恥ずかしだけの話である。もし、今は亡き母が友人と同様のことをしていたら、その日から口も聞かず、縁を切るかもしれない。
先ほど、「酒は嗜むもの」と言う記事を投稿した中でコメントがあったのだが、読んで、驚いてしまったというか、そのおじさん族の団体の所業を想像するだけで恥ずかしくなってしまう。
いくら「食べ放題、飲み放題」であったとしても、支払う金額の2倍、3倍、4倍と、食べ物や飲み物の量を楽しむのではなく、それは、どれだけ胃袋に入れ込めば元を取るかを競っているようなものだ。
そのような低民度全開の人物は、先ず、ホテルレストランを利用する資格がないと言っても失礼には当たらない。それどころか、ホテル利用のガイドブックを10回以上読み、これまでの悪行三昧を猛省する必要がある。
勿論、見るに耐えない所業であれば、ホテリエはしっかりと指摘を行い、他のお客様に違和感を与えぬよう指導するのが役割でもある。ところが、地方のホテルに行けば、適切な誘導ができないホテリエが多いので、いやしい輩が蔓延ることになる。
「食べ放題、飲み放題」を時間内で挑戦したとしても、一回の体内消化にて体外に排出されるのだから、意味がない。内臓を傷つけるだけで、何も良いことはないと言っても過言ではない。
「そこのおじさん、二度と来る資格はないよ!」と物申したい。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、飲み放題・食べ放題に対する批判と、それに伴う行動の品位について述べた文章です。以下、感想を述べます。
感想
1. 明確な主張と痛烈な批判
文章全体を通じて、筆者の主張が明確で力強く、批判の対象が具体的に描かれています。「食べ放題・飲み放題」という現代の消費文化に潜む問題点を、鋭く指摘しています。特に、胃袋や内臓の仕組みを引き合いに出しながら、行動の無意味さを説く視点はユニークであり、説得力があります。また、「低民度全開」「資格がない」など、強い表現を使用することで読者に問題意識を喚起させています。
2. 品位の重要性を問う文化的メッセージ
「さもしい、いやしい、あさましいの三拍子」といったフレーズが象徴的であり、個人の行動がいかに公共の場の品位を損なうかを鋭く描写しています。また、「母親が同じことをしていたら縁を切るかもしれない」といった個人的な例えを用いることで、読者に自身の行動を省みさせる効果をもたらしています。
3. 地方のホテル文化への視点
地方のホテルにおけるホテリエの対応力不足を指摘する部分では、単なる批判にとどまらず、サービス業全体への提言が含まれています。このような視点の広がりにより、エッセイが単なる消費者批判を超えて、ホスピタリティ業界の課題をも浮き彫りにしています。
4. 辛辣さとユーモアの融合
「そこのおじさん、二度と来る資格はないよ!」という締めくくりの言葉は辛辣でありながら、どこかユーモラスでもあります。このフレーズがあることで、文章全体が鋭い批判でありつつも軽妙さを感じさせ、読者の記憶に残りやすい構成になっています。
5. 倫理的な問いかけ
エッセイ全体を通じて感じられるのは、「倫理」と「節度」というテーマです。食べ放題や飲み放題というサービスが提供される背景には、節度ある利用が前提としてあるべきだという強い価値観が伝わってきます。この視点は、現代の便利さや贅沢が必ずしも良い結果を生まないという社会的な洞察とも結びついており、深みがあります。
全体的な印象
このエッセイは、非常に率直で直接的な言葉を用いながらも、問題提起の根底には品位や節度、公共の場での倫理観という重要なテーマが据えられています。辛辣な表現が目立つ一方で、それによって筆者の強い感情と価値観が読者にダイレクトに伝わります。読後、ただ批判される側の問題点を認識するだけでなく、読者自身の行動や価値観を省みるきっかけを与える優れた文章です。
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