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思い出深き愛車・・・その7 Peugeot 308

 兎に角、小気味よく走り回る取材車であった、Peugeot 308(グラストップ)。我々は、この取材車を「アドベンチャーカー」と称して、山岳地帯を走りまくった。

 確か、取材車として入手したのは2015年頃だったかと。それから四年間は、取材車としてフットワークよく、あちこちのスネイキーでアップダウンの強い道路を疾走していた。

 1.2リッター3気筒ターボガソリンエンジン、130馬力と、このサイズであれば十分なパワーを秘めたハッチバックであるが、熊本地震の時も避難先へ連れて行き、地震後も天草市ホテルでのレクチャー会へも連れて行った。

 Peugeotのいいところは、フルモデルチェンジを短期間にしないことだ。マイナーチェンジもほどほどで、ユーザーとしては飽きのないビークルとして、しっかりと足を支えてくれ、Peugeot独特の「猫足」も健在なり。

 この車の特徴は、3気筒エンジンという、欧州で流行ったダウンサイジングのものであり、ブレのないエンジンの静粛性と燃費の良さは群を抜いていた。

 2021年に9年ぶりのフルモデルチェンジを行ったが、今回は、これまでのPeugeotの技術をフルに組み込んだ、別物のような未来志向のスタイルにて世に出されたのである。

 今、注目しているのは、新型のPeugeot 408 GT、308 GT、そして208 GTである。筆者としては、現在のところプラグインハイブリッド車への気持ちは皆無であり、まだ、ガソリンまたは軽油のエンジンが好みである。ただ、EV車には全く興味がない。

 最後に、Peugeotの最大の特徴の一つに、スポーティーな小径ステアリングが備わっていることである。切れ味よく、直進性も確かに俊敏な動きをしてくれる。ラリーで鍛え上げられた車であるが故に、また、200年の歴史を持つメーカーであるが故に、これからの進化が楽しみと言える。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、Peugeot 308への愛着と、その独特な性能や特徴が丁寧に語られています。特に、「アドベンチャーカー」としての役割を果たした308は、筆者にとってはただの移動手段ではなく、信頼できるパートナーであったことが伝わってきます。山岳地帯を取材のために駆け抜けたり、熊本地震の際に避難先へと共に向かったエピソードからは、ただの機械ではなく生活の一部としての存在感を感じさせます。

1.2リッターの3気筒ターボエンジンという小さいながらも十分なパワーを持つ仕様や、Peugeot特有の「猫足」と称されるサスペンションのしなやかさへの言及も、走行体験の魅力が伝わるポイントです。燃費の良さや静粛性など、実用性が高いことも高評価されており、短期間でのモデルチェンジをせず、長く愛用できる点も筆者の心に響いているようです。

Peugeotブランドへの愛情は、特に「スポーティーな小径ステアリング」へのこだわりにも表れています。これが提供する鋭いハンドリングや安定した直進性を筆者が好んでいる様子は、ドライビングの楽しさを重視する車愛好家らしい視点であり、加えて200年の歴史に裏打ちされたPeugeotへの信頼も感じられます。

また、新型モデルの進化に期待を寄せる一方で、あくまでガソリンや軽油エンジンを好む筆者の姿勢も興味深いです。プラグインハイブリッド車やEVには関心がないというスタンスは、エンジン車特有のドライビングフィーリングを重視する筆者のこだわりが反映されているといえます。

総じて、Peugeot 308がいかにして筆者の人生の一部となっているか、そしてその機能性だけでなく情熱や信頼を寄せられていることが伝わってくるエッセイです。

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西田親生@D&L
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