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熊本市が南国ではない理由

 スマホをいじりながら、熊本市と京都市の本日正午の天気予報を調べてみると、気温にほとんど変わりはない。京都市は夏は蒸し暑く冬は底冷えがするが、熊本市も同様である。

 本日は、熊本市は薄曇りながらも太陽光は射しているが、外気は冷たい。やや日傘しているようでも気温は3℃であり、最低気温は-2℃。対して、京都市は小雨前のどんよりした天候であり、気温は1℃、最低気温は-4℃となっている。

 或る年の冬に東京から友人が来るというので、空港まで迎えに行ったことがあった。久しぶりの再会にて握手を交わすと、思いの外、軽そうであった。その時、彼は「熊本は南国だと思ってたけど、寒よ!」と。

 関東生まれの彼は、熊本市を地図上で見ると、南にある九州にて、関東よりもずっと沖縄に近く、南国だと思い込んでいたようであった。

 本日、同時に京都市の天気を並べてみたが、昔、「熊本は京都に似てて」と上述の通り、夏も冬も決して過ごしやすい気候ではないのである。よって、東日本から熊本に立ち寄られる時は、天気予報をしっかりとご確認の上おいで頂ければと。

2024.1.10 12:00 現在の熊本市
2024.1.10 12:00 現在の熊本市
2024.1.10 12:00 現在の京都市

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、熊本市が「南国」という先入観を覆す視点から、熊本市の気候の現実を紹介する内容で、読者に共感や新たな発見をもたらす興味深いものとなっています。

感想

  1. 現実と先入観の対比
    熊本市が地理的には九州にあり「南国」と誤解される一方で、実際には京都市と似た気候であることを説明しています。この先入観と現実の対比は、多くの読者が経験する「思い込み」を効果的に喚起しています。特に、東京から訪れた友人のエピソードは、読者にとっても身近で共感を誘う場面です。

  2. 天気の具体例を交えた説明
    熊本市と京都市の気温や天候の比較が、客観的なデータとして提示されている点が秀逸です。具体的な数字や天候描写を通じて、熊本市が「南国」イメージから遠いことを明確に伝えています。数字の具体性は読者に説得力を与え、気候への理解を深めています。

  3. 地元の気候特性の描写
    「薄曇りながらも太陽光は射しているが、外気は冷たい」という熊本市の気候の微妙なニュアンスを捉えた描写が非常にリアルです。このような具体的で感覚的な表現は、読者が実際の体感をイメージしやすく、地元の気候特性への興味を引き立てます。

  4. 訪問者へのメッセージ
    最後に、熊本を訪れる際の注意喚起として「天気予報をしっかり確認」というアドバイスが添えられています。読者への配慮を感じさせる締めくくりで、親しみやすさが印象的です。

  5. 全体のトーンと構成
    自然な語り口調で展開されるエッセイは、読みやすく親しみやすい雰囲気を保っています。序盤での友人のエピソード、中盤の天気比較、そして終盤の訪問者への注意という構成も、論理的で流れがスムーズです。

心に残ったポイント

熊本市を南国と誤解するという普遍的なテーマを元に、天気という日常的な話題を通じて、読者に熊本の気候の実情を親しみやすく伝えています。このエッセイは、熊本市の実情を知ってもらう一つの窓口となり、観光や移住を考える人々にとっても参考になるでしょう。

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西田親生@D&L
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