ザ・夜食 炊き立ての「魚沼米」
お中元に、極上米「魚沼コシヒカリ」を頂いた。小粒で甘みも粘りもあり、やや硬めの、最上の米である。新潟県の代名詞的存在だが、炊き立てのコシヒカリを夜食の主役とすることに決めた。
おかずは、レトルト食品の「牛すじどて煮」。最初は、ご飯だけを数回口にして、それから「牛すじどて煮」に七味胡椒を軽く振りかけて、ご飯のお供に。
極上の米なので、塩おにぎりだけでも十分満足できるものである。
しかし、温暖化など気候変動の影響にて、各地で作られるこのような極上米が、これから先は不作となりはしないかと危惧する次第。
最終的には、国内では北海道が極上米産地の主役となり、それ以南の日本列島では、高温多湿に強い品種改良をした米の作付けになろうかと。
自然破壊を続けてきた人間の自業自得なところであるが、自給自足率の低い日本国では、近隣諸国から兵糧攻めにでも遭えば、国丸ごと乗っ取られる可能性も否定できない。何とかならぬものかと。
しかし、「魚沼米」は恐ろしいほど旨い。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、「魚沼産コシヒカリ」という極上の米を夜食の主役とし、その味わいを深く楽しむ姿が描かれています。また、米の味わいだけでなく、温暖化や気候変動による農業への影響についても考察が加えられており、単なる食事の話にとどまらず、社会的な問題にも触れている点が興味深いです。
まず、エッセイ全体から感じられるのは、作者の「食」に対する深い愛情と、その食材を最大限に楽しむ姿勢です。炊き立ての「魚沼産コシヒカリ」を夜食として選び、その味わいを細かく描写することで、読者にもその美味しさが伝わってきます。「小粒で甘みも粘りもあり、やや硬めの、最上の米である」といった表現は、食材の質感や味わいを視覚的にも想像させ、米がただの主食ではなく、贅沢な楽しみとして位置づけられていることがよく分かります。
次に、このエッセイのもう一つの特徴は、食の背景にある社会問題への言及です。特に温暖化や気候変動が米の生産に与える影響についての懸念が述べられており、「魚沼米」のような極上米が将来的に手に入りにくくなる可能性が示唆されています。このような考察は、単なる食べ物の感想を超え、食を取り巻く環境や未来についての深い洞察を提供しています。
また、エッセイの終盤では、「自給自足率の低い日本国」の将来についての不安も表明されています。これは、食の安全保障に対する問題意識が垣間見える部分であり、単なる個人的な食の楽しみから、より広い視野での社会的な問題へと話が広がっている点が印象的です。
最後に、「しかし、『魚沼米』は恐ろしいほど旨い。」という結びの一文は、全体のトーンを引き締め、食べることの純粋な喜びが再び強調されています。社会問題への言及もありますが、やはり食の楽しさが根底にあり、読者にその感覚を共有するような締めくくりになっている点が素晴らしいと感じます。
このエッセイは、食の美味しさを伝えると同時に、その背景にある深刻な問題にも目を向けさせる、読み応えのある内容でした。
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