ニュースにもならない、田舎経営者の『猿知恵』・・・実録、水面下での悪行三昧!
(1)商工会へ不満タラタラ
数年前に、ある商店に立ち寄った。そこには数人の個人事業主や農家の方もいらっしゃったが、話し合いをしている内に、腰を抜かすような発言が次から次へと飛び交った。
ある女性曰く。「この田舎では、商工会と結託している悪徳経営者が数人いて、条件の良い大規模助成金は自分達の懐へ、我々のような商店へは、小さな助成金や補助金などしか、情報が回ってこないんですよ。いつも出来レースのようで、腹が立ちます。やってられない!」と。
★水面下で小遣い銭稼ぎしているだけの話!
(2)二つの講演が急遽取り止め
<PTA向け講演会中止>
或る年の2月上旬に決定していた或る小学校PTAでの『講演会』。1月中旬になっても、何の連絡もない。心配して、その仲介にあたっていた人に聞くと、以下のような回答があった。
「実は、PTAの役員たちが、勢揃いで不倫していて、結局、離婚騒動になってしまいました。急遽、全役員が辞めてしまって。ですので、2月の講演会は中止となりました。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」と。
★絶句。勝手にやってくれ!
<某協会の講演会中止>
某協会の一部署における『IT講演会』が予定されていた。勿論、講師料など予算は確保されているので、資料などを準備万端にしていた矢先のこと。
そのお世話に入っていた人曰く。「大変申し訳ないのですが、一部署の枠として確保されていた予算でしたが、突然、通帳から親会の方へ移されているんです。多分、会長やその取り巻きが作為的に邪魔したようなので、今回の講演は中止となります。すみません!」と。
★これって、明らかに悪意ある『業務妨害』ですね。
3)某協会青年部への報奨金全額が吹っ飛ぶ
『IT戦略』を掲げて、その全国大会に参加するために上京した、某協会の青年部代表数人。現地で、『最優秀賞』をゲットして、報奨金50万円を頂いたと言う。
帰ってきた青年部代表者曰く。「報奨金は参加者5人で分けて、銀座で飲んでしまいました!えへへ♪」と。結局、『賞状』のみを持ち帰り、『最優秀賞受賞報告』となったようだ。
★これって、完全なる『横領』ですね。
4)自治体発刊の書籍から写真無断借用
或る旅館の経営者曰く。「観光冊子の予算が280万ほど取れたので、自治体が過去に発刊している書籍の写真を全部使って作れば、コストが掛からず儲かります。是非、協力してもらえませんか!?」と。
★著作権について完全無視の田舎経営者。目的は、小遣い銭稼ぎか!?
以上のように書き綴ればキリがないほど、田舎経営者の『猿知恵』ばかり。特に、チェック機能が働かぬ『助成金』や『補助金』については、厳しいフィルタリング機能及びチェック体制を整備しなければ、何年、何十年経っても、『悪行三昧』の巣窟となってしまう。