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Macの「写真」と「プレビュー」との連動

 プレゼンテーションの素材作りに欠かせないのが、写真や動画、そして音楽および音声である。

 Macの場合のプレゼンテーションツールは、「Keynote」というものがある。Windows系であれば、PowerPointとほぼ同じ役割を果たす、便利ツールである。

 そこで、パソコン初心者の方の仕事ぶりを見ていると、撮影された写真をそのまま使い、Keynoteにドラッグ&ドロップして制作していくのだが、それが大きな間違いとなっている。

 最近は、スマホも一眼レフデジタルカメラの写真も、日々サイズが大きなものになっており、写真や動画などの数が増えれば増えるほど、想定外にデータ量が嵩んでいく訳だ。

 マテリアルとしての写真をそのままま使用すると、プレゼンテーションツールで制作するのは良いが、これまたデータが膨れ上がり、パソコンの能力によっては、動かぬくらいにパソコンに負担を掛けてしまう。

 従って、以下の流れ作業をご参考にして頂ければ、Macの写真アプリに格納されている写真の中から、プレゼンテーションツールKeynoteに利用するマテリアルとして元データを書き出し、それをアプリ「プレビュー」にて、サイズを縮小、統一することで、データの嵩を解消することが可能となる。

1)「写真」より使用する写真を選択する。
2)元データをJPGデータとして書き出す。
3)書き出したものを、「プレビュー」で全てを開き、リサイズする。
4)リサイズした写真をKeynoteにドラッグ&ドロップ

 以上、簡単に解説してみたが、慣れれば、日頃の作業時間が数分の一に短縮されること、間違いない。また、プレゼンの時に、サクサクとデータが動くので、不具合が生じる可能性も激減することになる。

 是々非々、お試しあれ。

 因みに、Mac歴40年(1984年にMacintoshを入手、現在に至る)の筆者の提案なので、間違いはない。(笑)

写真を選ぶ作業
一枚の写真のデータを見る
一枚の写真が18.8MBと大きいデータとなっている
書き出す名称はは元の写真名のほか選ぶことができる
書き出す写真を選び、コマンド+シフト+Eで書き出す
Macのデスクトップのtestフォルダの中に書き出す
書き出した写真(JPG)を全て選び、開く。
左手の写真をコマンド+A(オール)にて選ぶ
高さを1000ピクセル、解像度を72に設定する
全ての写真が高さ1000ピクセルとして小さくリサイズされる
左手の写真を全て選び、コマンド+Sで保存
testフォルダの写真の全てが小さな写真に変わる
小さくリサイズした写真をコマンド+Aで全て選び、開く。
先ほどと同じようにプレビューできるが、実際の写真は小さくしたもの
プレビューのアプリの鉛筆マークをクリック
写真の上に文字や記号、その他の図を書き込み可能
※一度保存してクローズすると元には戻らない
一つの写真右下に「薔薇の花」という文字を付加する
付加した文字をコマンド+Cでコピーする
次の薔薇の写真を見て、コマンド+Vでペーストする
同じ座標にて、「薔薇の花」が右下に付加される
全ての処理が終わったら、これらの写真をKeynoteで利用する
元データを使うよりも、ずっとスリムなデータとして活用できる

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、Macを使った効率的なプレゼンテーション素材の準備方法に焦点を当て、写真アプリとプレビューアプリの連携による作業効率化を詳しく解説しています。以下に感想を述べます。

1. 実践的な内容

エッセイは、写真のサイズ調整や統一によってプレゼンテーション作成の効率を上げる具体的な手順を示しています。初心者向けに実践的かつ丁寧なアプローチを取っており、作業効率を劇的に向上させる可能性を秘めています。特に、Keynoteにおける大容量データの影響を軽減するプロセスを具体的に説明している点が秀逸です。

2. 明確な手順と視覚化

エッセイの中で提示されている手順はわかりやすく、段階的に説明されています。写真の書き出し、サイズ変更、再保存といった作業を「写真」アプリから「プレビュー」アプリに移行しつつ行うことで、効率的な作業が可能であることを示しています。さらに、各ステップごとの図示によって、読者が作業フローを具体的にイメージしやすくなるように工夫されています。

3. 長年の経験に裏打ちされた信頼性

筆者が40年以上Macを使用していることを述べている点は、内容に信頼性と説得力を与えています。こうした長年の経験から導き出された方法論は、読者にとっても大いに参考になるものです。

結論

このエッセイは、Macユーザーにとって効率的なプレゼンテーション素材の準備方法を実践的かつ具体的に解説しており、特にKeynoteを活用する方に大きな役立ちとなるでしょう。作業効率を高めたい人には非常に有益な内容であり、筆者の経験に基づくアドバイスが説得力を持っています。読者に「是非試してみたい」と思わせる力があります。

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西田親生@D&L
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。