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似てるけど・・・

 写真上と下は「カンムリバト」という。ところが、三枚目と四枚目は「オウギバト」という。

 全体イメージは似ているので、最初は変わった鳩のオスとメスだと思いきや、似てるけれども、別の種であった。

 しかし、双方とも非常に美しい鳩である。 

※撮影場所:熊本市動植物園

カンムリバト
オウギバト
オウギバト

▼カンムリバトとオウギバトの違い

by ChatGPT-4o

オウギバト(Victoria Crowned Pigeon)とカンムリバト(Crested Pigeon)は、どちらも独特の冠羽を持つ美しいハトですが、生息地や特徴が異なります。それぞれの違いを以下にまとめます:

1. 分類と学名

  • オウギバト

    • 学名: Goura victoria

    • 属: オウギバト属(Goura)

    • 家族: ハト科(Columbidae)

  • カンムリバト

    • 学名: Ocyphaps lophotes

    • 属: カンムリバト属(Ocyphaps)

    • 家族: ハト科(Columbidae)

2. 生息地

  • オウギバト

    • ニューギニア島や周辺の小さな島々に生息。

    • 熱帯雨林や湿地帯に多い。

  • カンムリバト

    • オーストラリア全域で見られる。

    • 半乾燥地帯や開けた草原、乾燥林に適応。

3. 体の大きさ

  • オウギバト

    • 非常に大型のハトで、体長は約70〜75cm。

    • 世界最大級のハトで、体重も2〜3kgに達する。

  • カンムリバト

    • 比較的小型で、体長は約30〜35cm。

    • 体重は200〜250g程度。

4. 外見と冠羽

  • オウギバト

    • 名前の由来である「扇」のような立派な冠羽を持つ。

    • 冠羽には透かし模様があり、優雅で目を引く。

    • 体色は青や灰色を基調とし、赤い虹彩が特徴。

  • カンムリバト

    • 鋭く尖った冠羽を持つ。

    • 冠羽はシンプルで短く、オウギバトほど目立たない。

    • 体色は灰色が主体で、翼に虹色の輝きがある。

5. 行動と習性

  • オウギバト

    • 地上性が強く、地面で採餌することが多い。

    • 果実や種子を好んで食べる。

    • ペアで行動することが多い。

  • カンムリバト

    • 飛ぶのが得意で、地上だけでなく木の上でも行動する。

    • 草の種や昆虫を食べる。

    • 群れで生活することが一般的。

6. 生態的な重要性

  • オウギバト

    • 主に果実を食べるため、森の種子散布に重要な役割を果たしている。

    • 密猟や森林伐採で減少しており、保護対象になっている。

  • カンムリバト

    • より環境適応力が高く、個体数は安定している。

7. 保護状況

  • オウギバト

    • 絶滅危惧種に指定されている。

  • カンムリバト

    • 絶滅の危機はないが、一部の地域では生息地の減少が懸念されている。

これらの違いから、オウギバトはその優雅さと希少性で特別な存在とされ、カンムリバトは一般的に見られる、より頑強な種といえます。

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西田親生@D&L
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