人命を軽んじるは、人に非ず。
人は、我々庶民は、日々必死に生きている。生きていても、生きた心地もしないまま。やっと掴んだ、平穏な日々。それを根刮ぎ奪われてしまうこともある。事故であったり、事件であったり、侵略戦争であったりの外的要因にて・・・。
この世の中は、何でもかんでもお金が尺度として使われる。知床観光船遭難事故のニュースが流れる。危機管理のない観光船会社の代表者。素行に首を傾げる。騒ぎ立てるマスコミ。今は、ウクライナ危機の惨状をダイレクトに伝えるべき時ではないか。
遭難事故は初動の段階で違和感を持っていたが、その通り。初手から人命を金銭に換算している。自らの猛省の弁もなく、逃げの姿勢。ある独裁者が「蠅一匹」と、人を虫ケラ同然に扱う。大なり小なり、人命の尊さが分からぬウジムシ以下の人間だ。
人には表と裏があると言う。となれば、人間とは非常に面倒臭い動物になってしまう。それより、表と裏はスケスケの方が気楽ではないか。常に体面を保つを好む人種は、虚栄心旺盛な輩ばかり。ごく普通に、ごく自然体で、コミュニケーションが取れないのか。
誰に対して威張り、恫喝したいのか。嘘つきは、演技下手が多い。自分自身の嘘が露呈していても、良い子ぶりっ子、やってる感ばりばりを演出する。言うこと為すこと、寸分違わず同一であるべきだ。人間って、本当に面倒臭い動物である。
世の中は、真実を伝えれば何も問題は起きない。嘘を伝えるからこそ、問題も大きくなり、収拾がつかなくなってしまうのである。写真下は、そろそろ咲き出した熊本県農業公園カントリーパークの薔薇の花。このような花を愛でていると、嫌な世の中と雖も、心が癒される。
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