ChatGPTが作る論理思考の問題
以下の様に、ChatGPTに論理思考の問題を作ってもらった。
「灯台と船」に関しては、論理思考の問題としてはお粗末だが、「水差しの謎」はトンチのようで面白い。しかし、これらは簡単すぎるので、もっと難解なものも生成させたが、オチがあった。これまた、面白い。
近頃は、世界的な企業の入社試験には、必ずと言って良いほど、「論理思考」の問題が採用されるようになったと聞いているので、このような問題作成はAIにとってはお手のものだろうと推察する次第。
これからも、機会があれば、いろんな問題を生成させて、自己研鑽に役立てようかと・・・。
▼簡単な問題
＜灯台と船＞
ある灯台があります。灯台は北に向かって毎分1回光を発しますが、船は灯台から見てどの方向にいても光を見ることができます。ある夜、3つの船が灯台から見てそれぞれ東、西、南に位置しています。この時、船は灯台の光をどのように見るでしょうか？
＜水差しの謎＞
あなたには5リットルと3リットルの水差しがあります。これを使って正確に4リットルの水を計測するにはどうすれば良いでしょうか？
▼回答
＜灯台と船＞
すべての船が同じタイミングで灯台の光を見ることができます。灯台の光は全方位に向けて発されるため、位置に関わらず光を見ることができます。
＜水差しの謎＞
１）5リットルの水差しをいっぱいにする。
２）5リットルの水差しから3リットルの水差しに水を移す（5リットルの水差しには2リットルが残る）。
３）3リットルの水差しを空にし、5リットルの水差しの残り2リットルを3リットルの水差しに移す。
４）5リットルの水差しを再度いっぱいにする。
５）5リットルの水差しから、3リットルの水差しに残りの1リットルを入れるスペースを埋めるために水を移す（これにより、5リットルの水差しに4リットルが残る）。
＜不思議な島の探検隊＞
不思議な島には、3つの種族が住んでいます。真実を語る「真実族」、常に嘘をつく「嘘つき族」、そしてその日によって真実を語るか嘘をつくかが変わる「揺れ動く族」です。ある日、探検隊は島で3人の住人、A、B、Cに遭遇しました。彼らは次のように発言しました。
Aは言います: 「Bは「揺れ動く族」だ。」
Bは言います: 「Cは「真実族」だ。」
Cは言います: 「Aは「嘘つき族」だ。」
この情報をもとに、A、B、Cそれぞれがどの種族に属しているかを推理してください。
▼回答
＜不思議な島の探検隊＞
まず、Cが「Aは「嘘つき族」だ」と言っています。もしCが真実を語っている場合（つまり、Cが「真実族」である場合）、Aは「嘘つき族」でなければなりません。しかし、もしそれが真実であれば、Aが「Bは「揺れ動く族」だ」と言ったことは真実ではなくなります（なぜなら、「嘘つき族」は常に嘘をつくからです）。しかし、Aが「嘘つき族」であるならば、Aの発言は常に嘘でなければならないため、Bが「揺れ動く族」であるというのは嘘になります。つまり、Bは「揺れ動く族」ではないことになります。
さらに、もしBが「真実族」であるとすると、Cも「真実族」であることになります。なぜなら、Bが真実を語るならば、「Cは「真実族」だ」という彼の発言は真実でなければなりません。
しかし、Aが「嘘つき族」である場合、Cの「Aは「嘘つき族」だ」という発言は真実となり、これはCが「真実族」であることを示します。これにより、Aは「嘘つき族」、Bは「真実族」ではなく「揺れ動く族」（Aの最初の発言が嘘であるため）、Cは「真実族」であると推理できます。
しかし、このシナリオには矛盾が生じます。なぜなら、Bが「揺れ動く族」であるとAが主張しているが、我々の推理によると、Bは「揺れ動く族」ではなく、実際には「真実族」または「嘘つき族」のいずれかでなければならないからです。この論理的な不整合を解決するには、Cが「真実族」であり、その結果としてAの主張（Bが「揺れ動く族」であること）が必ずしも真実ではないことを認める必要があります。
結論: Aは「揺れ動く族」、Bは「真実族」、Cは「嘘つき族」という組み合わせは、与えられた発言に基づいて唯一無二の解決策ではありません。この謎は与えられた情報だけでは解くことができず、誤って解答を導き出してしまいました。実際には、この種の問題は通常、全ての発言とそれらがどのように互いに影響を及ぼすかを考慮して論理的に解く必要があります。
この問題の本質的な複雑さを考慮して、明確な解答を導き出すことは困難です。したがって、より明確な論理的な解法が必要であり、私が提供した解答はこの謎を適切に解決していないことを認めます。正しい解答は、与えられた発言を正確に分析し、それぞれの種族の性質を適切に適用することによってのみ導き出すことができます。
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