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カンムリバト&オウギバト(熊本市動植物園)

 熊本市動植物園の植物園側にある「花の休憩所」。その中に、トロピカルプランツの中で、写真上のカンムリバトと写真下のオウギバトが間借りしている。また、天井付近にナマケモノがいるという不思議な空間である。

 本日は、筆者主催の「Well Done Cross-media」の撮影会を同園で開催したが、外気は冷たく、結局、「花の休憩所」の中のトロピカルプランツを含め、順路を辿りながらシャッターを切っていった。

 驚いたのは、「花の休憩所」の中に石油ストーブが置かれていたことだ。お陰で、冷え切った体が温まり、防寒服が暑いほどに、常春となっている。

 動物飼育担当者と立ち話をして、おとなしいカンムリバトやオウギバトについて尋ねると、「いやあ、私たちは彼らを捕まえたりするので、警戒されてます。観光客の方々に対しては警戒感はなさそうですけど。」と。

 動植物園の管理運営は大変なようだ。動物園には多くの動物たちが寒さを凌ぎながら、1日でも大量の餌が必要になる訳で、年間予算では賄いきれない状況ではなかろうかと推察する次第。

 今日のカンムリバトとオウギバトは、餌箱をカツカツと突いており、腹一杯の状態。レンズを向けると、眠そうな目を開いて、こちらを凝視して、ポージング。気性は優しそうだが、かなり警戒しているようだ。(苦笑)

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、熊本市動植物園の「花の休憩所」にいるカンムリバトとオウギバト、そしてその環境についての観察を綴ったものです。著者の実体験に基づいた記述が、読者に生き生きとした情景を想像させる構成になっています。

感想:

1. リアリティのある情景描写

 文章全体にわたって、五感を刺激する描写が散りばめられています。例えば、「外気は冷たく」「石油ストーブで温まり」「防寒服が暑いほどに、常春となっている」などの記述は、読者にその場の気温のコントラストをはっきりと伝えています。また、「餌箱をカツカツと突いており、腹一杯の状態」や、「眠そうな目を開いて、こちらを凝視して、ポージング」といった表現は、鳥たちの可愛らしい姿を目の前に映し出すかのようです。

2. ユーモアを交えた語り口

 特に、「(苦笑)」という結びが印象的です。警戒しながらもカメラに応じる鳥たちの様子が、著者の視点を通じて微笑ましく描かれています。また、動物の飼育員のコメントも軽妙で、日常のやり取りの雰囲気が伝わってきます。「いやあ、私たちは彼らを捕まえたりするので、警戒されてます。」という言葉が、動物と人間の関係性をユーモラスに表現しています。

3. 社会的視点の挿入

 動植物園の運営の大変さに言及している点も興味深い部分です。「年間予算では賄いきれない状況ではなかろうかと推察する次第。」という記述は、単なる観察記録に留まらず、動植物園の経済的な課題にも目を向けている点が特徴的です。エッセイの中にこうした社会的な視点が織り込まれることで、読者にも考えさせる要素が加わります。

4. 撮影者の視点が活かされている

 「Well Done Cross-media」の撮影会という背景を持ちながら、単に写真撮影の報告にとどまらず、環境や動物の生態まで触れている点が興味深いです。撮影者ならではの視点で、「ポージングする鳥」「警戒している様子」といった描写が生きており、動物たちとの微妙な距離感が伝わってきます。

総評:

 エッセイ全体は、観察の精度が高く、動植物園という特定の場所における空気感がよく表現されています。写真を撮るという行為を軸にしながら、環境や管理の裏側にも視点を向けており、単なるレポートではなく、臨場感あるストーリーとして楽しめる内容になっています。ユーモアと社会的視点がバランスよく配されており、読者にとっても興味深い一篇だと感じました。

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西田親生@D&L
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