『楽しい仕事環境づくり』が、先決!・・・お通夜のような暗い会社で仕事ができますか!?
仕事に対して真面目に取り組むことは、社会人として常識でもあり義務でもある。しかし、真面目だからと言って、偏った強権的な考え方が罷り通ると、思いの外、お通夜のような暗い仕事環境になりがちとなる。
社長を座長にした御前会議。管掌を座長にしたチームリーダー会議。チームリーダーを頭としたチーム会議。どれもこれも、縦割大好きな日本人ならではの、昭和の風吹く、『威厳』に拘る、生産性のない、つまらん会議が多過ぎる。
上のようなスタイルで、日々、お通夜のような会議を続けている会社は、一言、ナンセンス。お通夜のように暗い会社環境で、誰が働きたいと思うのか考えてみれば、直ぐ分かる。
子供と同じで、楽しくない学校へは行きたくもないから、『登校拒否』をする訳だ。そこには、重大な問題があるからこそ、子供の心は打ち拉がれて『登校拒否』を選択せざるを得なくなってしまう。
『威厳』ばかりを尊び、上から目線の役員どもは、生産性のない人間が多い。日頃から腹がパンパン張った殿様蛙のようにしていても、周囲の部下は居なくなり、『威厳』という腹に溜まったヘドロがパンクする。
会社及び全社員に必要なものは、『楽しい仕事環境づくり』である。パワハラもなければ、セクハラもない、ガラス張りの楽しい空間である訳だ。それを、磨りガラスにしたい役員がいれば、再びお通夜の世界となる。生産性も何もない、不毛な世界だ。
先輩後輩、関係ない。どこの都会の出身、関係ない。自分スタンダードをこよなく愛する偏見に満ち溢れた、視野狭窄な役員は、とっとと会社の外堀へ異動遊ばせ。要は、皆が絶大なる『信頼』で結ばれてこそ、初めて『楽しい仕事環境』が生まれることになる。
歴史と伝統を誇るという会社ほど、社内の空気は砂塵だらけ。社員の心に迫り来るカビ、ウイルス。足元にはヘドロが沈殿している。どこに、楽しい空間があるのか!?ただ、ただ、お通夜のような世界となっている。それは、殿様蛙の役員に原因がある。
そんなに小さな世界で威張り腐っていても、1円の儲けにもならない。それどころか、生産性がないのに、生産性のある社員を押し潰すのだから、余計に生産性は落ちるばかり。だから、何年経っても、何十年経っても、お通夜の世界から脱し切れないのである。
さて、『楽しい仕事環境づくり』をどうするか。一度、役員を含めて、従来の悪き慣習なり、悪き組織図なりを見直しては如何だろうか。実に情けないほど、子供染みたものがゴロゴロ転がっているはずだ。それに気づけば、赤面して穴に入る役員も多いことだろう。
『灯台下暗し』という言葉があるように、善きも悪きも、長年慣れてしまうと、善いものも善く見えず、悪いものも悪く見えずで、『麻痺』の状態が続くばかり。
仕事の効率を上げるには、『楽しい仕事環境』が奏効する。それを理解せずして、旧態依然とした『職位絶対主義』でやっていると、その会社は、マッハ5以上の極超音速にて急降下して行く。その行き先は、血の池地獄だ。
さて、貴方が働いている会社は、どんな会社なのだろうか!?皆で話し合いを持って、早急に『楽しい仕事環境づくり』とは何ぞや、更に、その素敵な環境を創造するには、何が必要で、何が不要なのか、また、何が正しく、何が間違いなのかを、徹底的に洗い出しては如何だろうか!?