世の中は恵方巻、私は蜂蜜酒。
筆者の郷里である熊本県山鹿市では、「恵方巻」を節分に食すような習慣は皆無であった。いつの日か、熊本県内の百貨店やスーパー、コンビニで「恵方巻」が浸透してきたようだ。
本日、Foody One(鶴屋百貨店アンテナショップ)へ足を運ぶと、日曜日でもあり、午後4時頃だったが、弁当及び惣菜コーナーでは「恵方巻」に群がるお客さんが殺到しており、かなりの「恵方巻」が山積みされていた。
正直なところ、「恵方巻」については興味が薄いので、そのコーナーを横目に、酒類販売コーナーへと足を運び入れた。昨年、熊本初上陸したディアレットフィールド醸造所の「ミード(蜂蜜酒)」の売れ行きを見に行ったのである。
以下写真の通り、年末の在庫がかなり減っている。買い物ついでに、スマホでパシャリ。昨年は、筆者の記事を読み、ご夫婦で買い求めたという方もいらしたので、すこぶる嬉しくなってしまう。
難を言えば、ポップに「世界最古の酒」という表示を大胆に描いてもらいたいものである。
▼「恵方巻」の由来(by ChatGPT-4o)
恵方巻とは?
恵方巻(えほうまき)は、節分の日(2月3日)に食べると縁起が良いとされる太巻き寿司のことです。恵方(その年の縁起の良い方角)を向いて、願い事をしながら無言で丸かじりするのが特徴です。
恵方巻の由来
恵方巻の起源には諸説あり、はっきりしたルーツは不明ですが、主に以下のような説があります。
大阪発祥説
江戸時代後期~明治時代に、大阪の花街(遊郭)で商売繁盛や縁起担ぎのために食べられていたと言われています。
これが戦後、大阪の寿司屋や海苔業者によって広められた説。
商業戦略説
1970年代に大阪の海苔業界が「節分に巻き寿司を食べる文化」を広めるためにPRしたことがきっかけ。
1989年にセブン-イレブンが全国販売を開始し、一気に広がった。
恵方巻の食べ方ルール
恵方巻にはいくつかのルールがあります。
恵方を向く
毎年、恵方(歳徳神のいる方向)は変わります。
2024年の恵方は東北東やや東。
丸かじりする
包丁で切ると「縁が切れる」とされ、一本丸ごとかじるのが基本。
無言で食べる
食べ終わるまで話さず、心の中で願い事を唱えると良いとされる。
恵方巻の具材
基本的に七福神にちなんで7種類の具材を入れるのが縁起が良いとされています。代表的な具材は:
かんぴょう(長寿)
しいたけ煮(健康)
きゅうり(成長)
だし巻き卵(財運)
桜でんぶ(幸福)
うなぎ・穴子(出世)
高野豆腐(知恵)
最近では海鮮巻きやロールケーキの恵方巻など、バリエーションも豊富です。
現代の恵方巻文化
最近ではコンビニやスーパー、百貨店で多種多様な恵方巻が販売され、全国的なイベントになっています。しかし、過剰な販売による食品ロスが問題視され、予約販売を強化する企業も増えています。
まとめ
恵方巻は大阪発祥の縁起物で、商業戦略によって全国に広まりました。毎年の恵方を向いて、無言で食べるのがルールです。食品ロス問題も考えながら、節分の風習を楽しむのが良いですね!