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積み込みに必要なのは空間能力

ロフトベッドがあったのです。

イメージはこんなかんじ

下段は旧住居から持ってきた折りたたみのベッドを入れてたので、形は二段ベッドでした。

活動時間が六時間ほどずれているのに夫と同じ寝室なのがストレスで、ある時期衝動買いをして、ずっと私が上で寝ていたんだけど。
電話やインターフォンが鳴った時、慌てて降りてはしごの間に足なんか滑らしたら骨折どこじゃ済まないなとあるときふと思った。

で、思い切って私はリビング横の六畳間に移動して独立。ロフトベッドは組み替えて下段で寝られるようにして夫を寝かせ、それまで夫の使ってた折りたたみベッドは(マットがかびてたので)処分した。
ロフトベッドでもなんでもなく、ただのベッド状態で使ってたわけです。

うちにあったやつは、画像みたいにシンプルじゃないやつでした。
頭と足に当たる部分がメッシュネットの一枚板状態になった頑丈な奴で、下段部分を分離することが出来ない。ので、上の画像を上下ひっくり返したような状態の箱形で使ってたんだけど、
圧迫感が半端ない。

重いから掃除も大変だし、布団を載せる部分が板なもんだから通気性も悪い。枠部分が邪魔で部屋の窓を開けるのも大変。
クーラーがない部屋(夫はクーラー嫌いで寝るときは使わない)なのに窓も開けないから湿気がこもって、この暑さで、朝夫が出かけた後に部屋に入るとむせるくらい湿気が凄い。壁も点々とカビが目立つけどベッドが邪魔で拭き掃除も出来ない。

これ、今処分しておかないと、もし私が動けなくなったりしたときに、夫では対処できない。てか、たぶん状況を改善しようとする発想がない。

ちょうど連休だったし、解体して処分を敢行しました。

てか、組み立てたのも私なんだよな……

長い部分は補強の金具で伸ばしてるので、解体してしまえばだいたいの部分は一メートル程度の金属の棒になります。
解体自体は、六角レンチとレンチがあれば難しくはありません。シャツが絞れるほど汗かいたけど。
解体後は、壁のカビに塩素系洗剤をスプレーしてから車に積み込みです。

問題は、一枚板状態の両サイドの部分。分解できないので、そのまま車に乗せるのは厳しいかと思ったんだけど、
斜めにして、助手席を倒して、隙間をヘッドレストまたがせて無理矢理乗せました。私は首を傾けた状態で運転しクリーンセンターに持ち込みました。

クリーンセンターでは、普通は車からおろすこと自体は手伝ってもらえないんだけど、どうやって乗せたんだってくらいの絶妙な積み方のせいで、おろすのが大変。見かねたスタッフさんが手を貸してくれました。

布団を乗せる部分の板も含めて60キロありました。

次に夫をなんに寝せるか問題

それまで使っていたベッドがなくなったわけで、
新しいベッドを用意しなきゃいけない。

最初は私が使ってるやっすい組み立て式パイプベッドを夫に使わせ、私はネット通販のお手頃すのこベッドを買おうかと思ってたんだけど、
組み立て動画を見てたら、この暑いのにこんなのやってらんないわーってなった。
で、たまたま前日に見つけていた、リサイクルショップの現状販売品折りたたみすのこベッドを、クリーンセンターの帰りの道で購入してきました。

大きなキズが目立ち、持ち込まれた状態のまま掃除もされてなかったけど、
がたつきはないし、軽いし、同等のものを新品で買って組み立てるのを考えたら、夫に使わせるんだしこれでいいなぁと。お値段、新品の五分の一くらい。

壁のカビを洗剤で落としている待ち時間の間にベッド全体を掃除し、ちょっと不足のあるネジなんかは、さっき解体したばかりのロフトベッドのネジを流用し、干していたマットと布団を戻したら、
自分の世話もろくにしない夫が寝るには充分なベッドが完成しました。

生活習慣変えられない

夫は、普通の生活ではだいぶマシになったけど、
自分のエリアを自分で整えることをあまりしない。
あの義実家で育ったら仕方無いのかも知れないけど、ものに対する価値観がなんかおかしいのと、セルフネグレストの気があって、
布団が乱れてても気にしないし、シーツが半分剥がれてようが平気で寝てるし、
見えてないのかも知れないけど、首用枕なんかカビが生えてても気がつかないらしく、私が定期的にチェックして入れ替えてます。

状況をそのまま受け入れるので、私が勝手に家具を入れ替えていても何も言わない。
ので、今回ロフトベッドがいきなり消えて、別の折りたたみベッドになっているのに、何も言いません。楽と言えば楽だけど、うーむ。




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