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一年タイムリープしたので

タイトルに深い意味はありませんが、諸々の事情で丸々一年延びた、Amazon版の電子書籍を作成しています。

BookWalkerで既に販売していますが、Amazon版では番外を抜いた「通常版」を出す予定でいました。
で、ひととおりEPUBを作り、申請を通したところで一旦力尽き、少し様子を見ていたら諸々のことがおき、今客観的に振り返って、かなり精神力をえぐられてたんですねぇ。ほぼ一年停滞してました。
何も出来なかったことを悔やんでも今更仕方無いので、私は「一年後にタイムリープした」と思うことにしています。

それはともかく、一年間があいてもうすっかり手順を忘れているので、
備忘録がてら、EPUBの作成手順をメモしていきます。

電子書籍にするEPUBの作り方。

いち まず書き上げます。校正もしときます。でも誤字脱字はあとからもボロボロ出てきます。

 ライブドアブログを用意します。
表紙とかもくじはとりあえず考えず、章ごとに区分けして記事を作成します。(ライブドアブログは勝手にもくじを作ってくれます)
奥付は独立して作っておくと楽。

さん Sigilをインストールします。
SigilはEPUB編集ソフトです。直にいじれるので楽。
縦中横とかルビとかもこれでいじります。

よん ライブドアブログでEPUBをつくると、挿絵画像リンクは全てライブドアブログ内にリンクされています。これをEPUBファイル内でおさまるように訂正します。(BookWalkerの時はこれが判らず難儀した)

 完成したEPUBをSigilで展開します。画像ファイルなどは直接挿入できるので、表紙を差し替えたい場合は、追加した画像ファイルを表紙に設定しなおすとかもできます。非常に便利。
ただ、いまのところほかのEPUBファイルから、特定の部分だけ丸ごとコピーとか出来ない(少なくとも発見できなかった)ので、新規にページを作ってそこにコピペする、という形になります。
不要な画像ファイルは消しておくと、アップロードの際のサイズを圧迫せずに済みます。表示されないとついつい怠ります。

ろく AmazonのダイレクトパブリッシングのページからプレビューアをDLします。Amazonで発行する予定が無くても使います。何故って、実際に画面上でどう表示されるかを確認できるから。
目次のリンクとかに矛盾があるとエラーが出て生成されないので、洗い出しにも役立ちます。そしてプレビューしてるときもぼろぼろ修正箇所が出てきます。改行とかもしたくなっちゃいます。頑張ってください。

なな あとは諸諸の電子書籍販売サイトさんの指示に従って登録&アップ。
Amazonでは失敗しなかったのでどういう対応されるか判りませんが、BookWalkerさんはファイルに問題があってダメだしされたときも説明がとても親切でした。勉強になりました。そのうちまた利用させていただきます。(作業中に読み返したらアラが一杯で、BookWalker版は下げさせていただいてます)

で、完成した品物がこちらになります。

今のとこAmazonオンリーなのでアンリミテッドでも読めますよ。
今回のことで無駄にスキルアップしたので、有償でEPUB作るのやろうかなとも思うんだけどどうですかねぇ。

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河東ちか
電子書籍の製作作業がんばります。応援よろしくお願いします。