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日清食品の完全栄養食 All-in NOODLESの発売記念試食会に参加してきた

こんばんは。
今日は表題の通り、日清食品さんの「All-in NOODLES」の発売当日試食会にご招待いただきましたのでレポートしたいと思います。シャレオツ空間に緊張しすぎて一眼をもってきたのにスマホで写真撮ってばっかだったんですが、隣の人とおしゃべりしてたら落ち着いてきました。張り切っていきましょう。

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そもそも完全栄養食って?

日清食品のAll-inシリーズはどちらも「完全栄養食」、すなわち一食に必要なビタミン・ミネラルをこれ一つで補うことができる、というものです。

実は以前、完全栄養食第一弾の「All-in PASTA」をいただいて試食したことがあります。お湯を入れるだけでカップ焼きそばのように簡単にパスタを作ることができるすぐれもの。麺はちょっとぼそぼそしているのですが、変な臭みがなくて美味しく、ソースも本格的なボロネーゼと比べても遜色ないものでした。(オンラインでは2ヶ月分の在庫が5時間で完売したとか!)

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完全栄養食といえば、一番最初に話題になった「BASE PASTA」を思い出す人もいるでしょう。栄養士さんとコラボして一ヶ月これを食べる企画なども開催されていて、盛り上がっている印象でした。(なお、味のほうは賛否両論あったようですが…… 私も記事を書いたのでよろしければ。)

この(あんまり読まれていない(小声))記事が、日清食品さんの目に留まったようで、今回メディア枠として試食会にご招待いただきました!あまりにびっくりして、何かの間違いではないかとなんどもメールを読み返しました。

いざ実食

最初にブランドマネージャーの佐藤さんからAll-inシリーズのご説明をいただき、おまちかねの試食タイムへ。

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どれもお酒に合う味つけということで、
会場には氷◯が用意されていました。


①All-in NOODLES 卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば

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第一印象は「即席麺なのに歯ごたえがあっておいしい!」でした。こういう系統の食品はタンパク質をたくさん入れないといけないので硬くなりがちなのですが、かえって油そばらしさを出していて良いです。噛む回数が増えて満腹感もありそう。
具材は豚肉とねぎ。味付けは「油そば」の名に違わず、けっこうオイリーです。具材のお肉はしっかり味付けしてあって、ガッツリ派も大満足。

②All-in NOODLES パクチー香るトムヤムまぜそば

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画像ちょっとピント甘くてごめんなさい

本格的なトムヤムソースの味わいが楽しめる一品。レモンと唐辛子オイルの主張が強めです。パクチーは別添えの粉末トッピングとしてついてきます。パクチー感受性がそこまで高くないので、あんまり目立たない印象でした。(熱々だとまた違うかもしれません。)
こちらも麺の食感はしっかりめ、そしてオイリーさがあります。これはpastaとnoodleシリーズ全品に共通なのですが、麺を湯切りしたあと麺同士がくっつくのを防止するために「ほぐしオイル」を加えます。これがないと麺として美味しくなくなりそうなので仕方のないことなのかもしれません。

③All-in NOODLES ごま香る濃厚担々まぜそば

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濃厚な練りごまの味わいが本格担々麺を感じさせます。それと同時に、けっこう……からいです。からさの最大瞬間風速はそこまで強烈ではないのですが、口の中でひりひりとしたからさが長く続きました。
具材はお肉とチンゲンサイ。画像をよーくみていただくとわかるのですが、このお肉、日清カップヌードルの「謎肉」のようにみえませんか?まさにそのとおり、味わいも食感もあのお肉でした。
刺激的で濃厚な味わい、これはビールをぐぐっと流し込みたい味付けです。シメに食べてはいけません、絶対ビールが欲しくなってしまうから……。

どれが一番?

会場の投票は、第一部が終わった時点では ②トムヤムクンが一番多かったです。パクチーも女性に受けそうな味付けでしたが、男性が多めの試食会でも票を集めていたところをみると、それなりに万人受けするようです。

個人的には甲乙つけがたかったのですが、②トムヤムクンに一票を投じました。3つの中では油っぽさが控えめで、レモングラスの風味でお口さっぱり。小エビとナンプラーの相性が抜群でグッとひかれました。日清カップヌードルにも「トムヤムクン風味」のものはありますが、こちらの方が一層トムヤムクンを楽しめる仕上がりになっていたと思います。

おみやげで油そばをいただけたので、家ではほぐし油の量を加減しながら作ってみたいと思います。

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雑感

All-in NOODLESのお値段は袋麺で400円、カップタイプは600円と、他の即席麺と比べるとちょっと手が出しにくく感じる人もいるかもしれません。ですが、ほかの即席麺よりも圧倒的に栄養価が優れており、「同じ栄養素を摂取するのに必要な価格」比でいうと圧倒的にコスパがいい食品です。インスタント食品のカテゴリにはいっているのはあくまでおまけで、「健康食品」として考えるのが良いものだと思います。

佐藤さんのご説明の中に、『栄養素は入れすぎるとにがみやえぐみなどの食品とは思えない味がする。』というお話がありました。実際しつこく噛んでるとソースの味が消えて、やや苦い完全食特有の味を感じました。(どっかの完全栄養食も同じ味がしたなぁ……)
ですが、その味をなるべく感じさせないように「栄養ホールドプレス製法」が使われています。これは麺の内側層に栄養素を閉じ込めることで、美味しくない味をマスキングするとともに、水溶性の栄養素がお湯に溶けて失われないようにする技術です。さすが日清!
加えて、ソースが美味しいので普通に咀嚼する分には美味しく食べられます。また、担々麺はからさが強く長く続くので、よく噛んでも苦味は感じませんでした。

栄養面で気になったのは、脂質が多めであるという点です。大体の糖質オフ食品は脂質が多めになってしまうものなのですが、ALL-in NOODLESは特にそれが顕著です。
例えば、「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」の場合、一食に脂質が32.7g含まれています。熱量比率でいうと、全体546kcalに対して、32.7×9=294.3kcal、53%が脂質によるカロリーです。日本人の食事摂取基準(2015 年版)によると、脂質の総エネルギーに占める割合は20~30%が望ましいとあります。1日3食ALL-in NOODLESを食べ続けると、脂質過多になってしまうので注意が必要です。他の食事で調整するなどの工夫をしましょう。

日清といえばカップラーメンやチキンラーメンなどの「麺」が有名な会社。それゆえ完全栄養食も麺類をベースに開発されたのだと思います。お湯だけで具材をおいしく仕上げる技術は日清のノウハウが生かされていると感じました。
とはいえ天下の日清食品、もしかしたら今後は、コンビニとコラボしてチルド麺でも完全栄養麺を発売したりするんじゃないかな……とか、麺だけではなくパンとかお菓子にも完全栄養食系のものが展開されたりしないかな……と空想しております。

All-inシリーズの今後にも注目です!
日清All-inシリーズ公式サイトはこちら


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