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身体的な痛み
社会的な痛み
精神的な痛み
痛みを抱えるというのはとても辛いものです。

痛みの感じやすさを表すもので、
痛みの閾値というものがあります。
痛みの閾値が高いと、痛みを感じにくくなり、
痛みの閾値が低いと、痛みを感じやすくなります。

この痛みの閾値を変える
高くする因子と低くする因子があります。

痛みを感じやすくする因子
不安感、不眠、疲労、孤独感、恐怖、怒り、悲しみ、うつ状態、喪失感、倦倦怠感、内向的心理、社会的地位喪失

痛みを感じにくくする因子
睡眠、休息、人との触れ合い、周囲の人々の共感、理解、気分高揚、気晴らし行為

人との触れ合うことがなかなかできない社会情勢の中、
特にひとり暮らしの人は、
痛みを感じにくくする因子が減っています。

痛みは身体にとって
生命を維持するために備わった緊急警報で、
とても重要なシステムです。
人との触れ合いができない中で、
痛みが続くことによって、
不安感や孤独感が増しやすく、
痛みによって不眠状態が続いてしまっては、
免疫力や自然治癒力までも低下する一方です。


私の経験談。
長年C型肝炎を患っていた父が、
肝臓癌になりました。
癌が頸椎の神経に転移してしまい、
弱音を吐かない父が、
ずっと痛い...痛い...痛い... と呻いて、
寝ることもできない状態に。
痛みを和らげるためにモルヒネが投与されましたが、
すぐに効かなくなって、投与量がどんどん増えていきました。
これ以上は増やせませんというところまでなっていて、
痛い...痛い...痛い...と呻く父。
何も助けてあげることができない自分に
もどかしかったり、腹立たしさを感じていていたのですが、
優しくマッサージをしたところ、
父はす〜っと眠りにつくことができました。
私にもしてあげられることがある
ということは私にとっても救いになりました。


正直、手当ては万能ではなく、
手当てでできないことがあります。
でも、手当てでできることがいっぱいあります。

動物の世界でも、
怪我をしている部分を舐めたり、
怪我をしている仲間を舐めてあげることは、
痛みを和らげることができると本能が知っているからです。

もしあなたが痛みを抱えているとしたら、
入浴時の湯船に浸かっている時に、
大切な自分自身の身体に、
「いつも頑張ってくれてありがとう」と
感謝と愛の気持ちを込めて
ゆっくりと優しくさすってください

炎症があったりすると
湯船につかることは避けた方がいい場合もありますが、
お湯の温もりと手の温もりから、
孤独感を和らげることができて、
不思議と気持ちが落ち着き、
痛みの閾値が高くなります。

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