「図書館を使った調べる学習コンクール」入賞しました
私は小学校の学校司書です。この度「図書館を使った調べる学習コンクール」で優秀賞を受賞しました。
このコンクールは、より多くの人が、図書館を活用することによって生きる力を身につけ、それにより図書館が振興することを願い、公益財団法人図書館振興財団が1997年から実施しているコンクールです。今回は全国の小学生から大人まで11万3千点を越える応募作品がありました。
我が町では、町内の子どもたちに図書館の本を使って調べ学習をする楽しさを知ってもらうために、2017年度から地域コンクールを開催しています。
私は子どもたちに作品を作る手助けをしていましたが、どのように作品に取り組めば結果が出せるのか、それには実践してみるしかない、と思いコンクールに応募し始めました。今回は3回目の挑戦で、初めて大きな賞を獲得することができました。
作品のタイトルは「役行者 時代を超えて信仰された行者さま」。寺社仏閣めぐりが大好きな私が、あるお寺の役行者像に惹かれ、もっと詳しく知りたいと思い書き始めました。
実際に作品を書いてみて気づいた事が3つあります。
まず、インターネット情報に頼るのではなく、図書館へ行き、司書に相談し、1つではなく数冊の文献を読んで比較すること。
次に、文章を書く際には引用と自分の意見をしっかりと区別して書くこと。
そして最後に、自分の「好き」を大切に楽しみながら書く、ということです。学校司書としてこれらの事を子どもたちに伝えられるように日々努めていきます。