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pmconf2024に初参加してきました⭐️

先日12/6(金)に東京にてオフラインで開催されたプロダクトマネージャーカンファレンス「pmconf」にプロダクトマネージャーの山本と天野が参加しました。

今回は「QUEST.」というテーマで開催されました。

弊社スタメンはシルバースポンサーとして協力させていただきました。

当日は、以下が行われました。

  • Zen&Company CEOの宮田さんとFoundXの馬田さんによるパネルディスカッション

  • 参加者全員でのOST(Open Space Technology)

  • ロードマップワークショップ

どのコンテンツも学びが多かったのですが、
特に今回、OSTは全員が主体的に関わってほしいという願いを込めて設計されたのだなと思う点がたくさんあり、コンテンツ自体の熱い議論の内容もさることながら、こうした体験の設計についてもたくさん気づきがありました。
PdMとしては、ファシリテーション力や、ユーザー(今回のカンファレンスだと参加者)の体験をどう設計するかの観点は非常に重要なので、普段の社内での会議やイベントももっと工夫していきたい!と改めて感じました。

【参加してみての気付き】

当日は、パネルディスカッション以外は二人とも全く異なるコンテンツを見たので、それぞれ違う学び・気づきを得ることができました!

⭐️山本:プロダクト全体のバックログ管理の重要性

<簡単に自己紹介>
2021年4月、株式会社スタメンに新卒4期生として入社。
入社後、半年間デザイナーとして従事したのち、2021年10月からプロダクトマネージャーとしてキャリアをスタート。既存機能の改修をメインで担当し、現在は新機能の要件定義からデリバリーまでも担当。
2024年からは社内の専任1人PdMとして、複数の開発PJを担当。

私はマルチプロダクト化が進むときに、プロダクト全体のバックログを作って運用することの大切さを改めて実感しました!
以下に、その背景と理由を整理してみます。

  1. 機能単位のチーム構成による課題 開発チームが機能単位で編成されていると、それぞれのチームが個別にバックログを管理することになります。しかし、その方法だけだと次のような問題が起きがちです…😫

    • 機能Aのバックログが停滞していて、結果的に「何も進んでない」状態になる。

    • 機能間の優先順位がわかりにくくて、トレードオフの判断が難しい。

    • リソースの配分やアサインがなんとなく偏りがちになる。とりあえず平等に配置してしまう。

    • 適切なリソース配分や計画ができないことにより、採用戦略やタイミングに影響が出る。

  2. 共通バックログの役割 そこで、「機能ごとのバックログは維持しつつ、全体の共通バックログも作る」というのが大事だと分かりました!これがあることで、

    • 全体を俯瞰して見られるから、プロダクトとしての機能開発優先順位がつけやすい。

    • チーム間のリソース配分や役割分担がスムーズになる。

    • 中長期的な採用計画がさらに戦略的に考えられる。

スタメンでは、機能や領域でのチーム構成ではなくスクラム体制で構成されているのですが、
今後マルチプロダクト化が進んだ先では「機能依存型のチーム構成」に変化していくと思うので、今回知見を得た「プロダクト全体のバックログ管理」を運用していきたいと考えています。

⭐️天野:役割を規定し過ぎないことによるPdMの価値の最大化

<簡単に自己紹介>
2023年2月、株式会社スタメンに入社。
前職の人事領域の経験を活かし、カスタマーサクセス部 部長を務めており、2024年9月より、兼務でPdMを担当。

今回、初めてのカンファレンス参加でした!
一つの会場にPdM(やその類似の役割)の人ばかりがこんなに集まっているのか…!と思うと不思議な感じでしたが、皆さん仲間に見えて勝手に嬉しかったです。

私自身は人事→カスタマーサクセスという、プロダクト開発そのものからは遠いように見えるキャリアを歩んできました。そのことにより、これまでのPdM業務でもちょっと遠慮していた部分もあったと思います(笑)
しかし、今回、カンファレンスで、組織体制に悩まれているPdMの方のお話をOSTで聞くことができたり、戦略がコモディティ化している中で組織デザインに注力する重要性を語るパネルディスカッションを聞いたりして、
「PdMってプロダクトのこと”だけ”を考え、物事を進める役割ではない」
ということを身をもって感じることができたのが大きな収穫でした。

もちろん技術周りのことやそれ以外も含めたスキルを日々学び、実践することは大前提ですが、加えて、自分の強みを活かし、価値を発揮できる領域で高い成果を出すことが、結果的に全て「より良いプロダクト」に繋がっていくのだと確信しました。
確かに、私の強みであるプロセス化やドキュメンテーションは、PdMになったばかりの頃、ほんのちょっと改善しただけでも役に立ち…ということがあったな〜とのことを思い出していました。。。

現在、スタメンもプロダクト組織もどんどん大きくなっている中で、これからより難しい、組織運営の悩みに直面することもあると思います。
そうしたときに、PdMという役割を良い意味で「いろんな顔を持てる役割」と捉え、与えられた役割以上にはみ出ながらより良いプロダクト組織、そしてその組織を通じてより良いプロダクトを世の中に出していきたい!!という思いが一層強くなりました(カスタマーサクセスの時もそうでしたが、そうした「はみ出る」ことを後押ししてくれる上司・仲間がたくさんいるのがスタメンのいいところです!)

【まとめ】

pmconfには今回初めての参加でしたが、PdMとしての悩みや組織課題について、情報交換ができたことで改めて考える良い機会になりました。
プロダクト・組織・技術が異なる企業同士でも「あるある」の悩みを抱えていたり、同じ悩みを過去に経験されている他社様からアドバイスをいただけたりと、自分自身の励みにもなりました!
また、普段、「競合」と言われることもある企業の方ともお話ししましたが、競合かそうでないかは関係なく、こうした場で前向きに切磋琢磨できることで、日本全体のプロダクトがどんどん良くなっていく未来も作っていけるといいなと考える機会になりました!
これからも学びを実践に取り入れながら、もっとよりよいプロダクトと組織を作れるように頑張っていこうと思います🔥🔥🔥


最後に、スタメンではPdMの仲間を積極募集しています!
ご興味を持ってくださった方はぜひカジュアルにお話しましょう!!!


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