Acousmonium : アークスモニウム
アンスティチュ・フランセ東京で行われてるイベントの中の一つ。
CCMC2015(Contemporary Computer Music Concert)の中の
プログラム。お知らせ頂いた時からこれは行って体感してみたいと。
アークスモニウムを動画では見たことがあったけど、
わたしは実際は1度も体験したことがなかった。
動画を見たときになぜか
パリのポンピドゥーセンタにあるIRCAMを思い出してた。
全く知らなかったけどとても気になってた。
レジス・ルヌアール ラリヴィエール – Régis RENOUARD LARIVIÈRE
彼の音の作品を観た。聴くんだけど、観る感覚?
わたしが彼の世界のバイブレーションに触れた?
自分のすぐそばにスピーカーがあって、普通ならその瞬間
わたしはしまったと思うのだけど(大きな音が鳴ると思い込んでるから)、
全くそんなことなかった。
その代わりにたくさんの種類の音のバイブレーションが
わたしを優しく包み込む感覚を味わう。
その音のバイブレーションとわたしのバイブレーションが
共鳴し合う。音のバイブレーションがわたしを
別の空間に運んでくれる。
ステージの上、客席のあらゆるところに
スピーカーというパフォーマーがいる。コンポーザーと一緒に
時空を旅する。
こんな体験はじめてだった。すばらしかった。
このような方法で純粋な音との対話ができるなんて、
今まで体験したことないから。
音のバイブレーションが見えない空間を創る。
見えない空間を創る。
これは今わたしが、少しづづ始めていることにも
繋がっている。
わたし、知らない世界をもっと知りたい。
体感しつづけたい。自分が身体を離れるまで。
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