私と神様の出会い
退職した翌日から新しい職場へ出勤が始まりました。
家から近くて、20分もあれば余裕で到着。前の職場までは1時間以上もかけて通勤してました。
通勤時間は渋滞もありで、イライラしてしまうので、近い方が良いですね。
しかも田舎の山道で信号も数えるほどです。
初日はこの会社の仕事の内容を知る。それから一からのスタートとして教えて頂きました。何となくのやり方は今まで通りでしたが、私は荷物というものを持つ事になりました。良くいうバラケースの仕事です。以前の会社ではパレット物など、いわゆる手無しの仕事ばかりです。未知の領域という感じでした。
手ありの車両なんて居ないところからのスタートです。ただ、大手水屋さんの会社に連絡すれば、大抵何とかなりました。しかも4トン車両だとお金さえ支払っていればやる会社はまだまだ居ました。
以前の会社では考えられない運賃を支払ってました。
水屋仕事の貰い運賃の大型分ほどの運賃を支払う事が出来ました。車両は水屋として収集していました。
本来の水屋の仕事とはこういうやり方をする。だから、水屋は儲かるという事まで教えて頂きました。
水屋は儲かるって良く言われてましたが、車両を持たない為、車両にかかる経費が無いので、純粋に売上が売上となります。それに加えて、直荷主とのやり取りで仕事を頂いていました。それが一番大きな事です。私はこの会社で沢山の事を学びました。
そしてそれが私を仕事が出来ると勘違いをさせる事にもなりました。
売上も更に右肩上がりに伸びました。手ありの車両は、以前の会社でやって来た経験から、新しい会社を何社も開拓しました。荷主も直荷主を何社もやる事が出来る様になりました。この時に知り合う荷主さんが、私の人生を大きく変える事になるとは考えてもいませんでした。ただ、怖いし面倒だし、でも困った時には必ず何とかしてくれる、、、良い人なのか?、、、良くわからない。はっきり言える事は、今の会社の上司が私の師匠だとしたら、この荷主さんの方は更に上の人である事は明確だと感じました。その頃、私は神様からのメッセージを良く頂いて仕事を貰っていました。
上司がこれは行けそうか?と聞いて来るのです。一瞬止まると何とかなるのでは?と言った感じに何とかなりました。私が講習に参加している時に、上司が押さえた荷物に車両か付かないと、夕方に連絡して来たり、、、それでもここに連絡すれば何とかなると、連絡を取り何とかなります。
上司は地の時代にこの仕事をやって来た人間でした。私はこの業界に入りたて。24年問題の話がちらほら出て来て、これから色々改革をして行こうという時に、この業界に入ったので、考え方に違いが多々あり、良くも悪くも衝突しました。衝突出来るというという事は人間関係は上手くいっていました。
会社員、雇われでやっているのだから、この程度で良い。給料も事務員と大差なく、残業せざるを得ない状態で残業をしているのでこれで良いと決めていました。でも、配車という仕事はそれ以上を求められる。この会社では、倉庫業をメインに新たに輸送に手を出して来た為に立ち上げたばかりで、輸送に携わる人が、2人しかいませんでした。上司と2人で倉庫と同じ以上の売上を求める様になりました。
とにかく、夢中で仕事を覚え数字が伸びる事が楽しく、周りも気にせずに自由に仕事をこなしていきました。ただ、直感というものが、良く働き自分の直感に従い仕事を頂いてました。経験が無いので、繁忙期、閑散期もわからずです。怖いもの知らずだったようです。でも毎日が楽しく、とでも充実していました。
私は自由に仕事が出来る事が私に合っていたのです。
それでも会社員。やるべき事さえこなしていれば良いという言葉に縛られている事にも気づいていなかったのです。、、、べきという言葉に、、、
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