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カンヌ広告賞のCMから見る、広告の最先端

広告の最先端を学ぶ!と題して、世界的広告の祭典であるカンヌフィルム賞を一部抜粋し、10年分をCMを集めてみました。今回の目的は、「広告って面白い!」「CMって面白い!」と好奇心を目的にしたいと思います。

論より証拠、世界基準を見る事で自身の完成を磨いて頂けたらと思います!

2021年受賞作:Lacoste: Crocodile Inside(2019年)


2021年受賞作:Nike - You Can't Stop Us (2020)

2019年受賞作:The Truth Is Worth It: Perseverance 

2018年受賞作:P&G「It’s a Tide Ad」|Cannes Lions 2018

2017年受賞作:We're The Superhumans | Rio Paralympics 2016 Trailer


2016年受賞作:Love freebies? Get them legally. Rewards by Harvey Nichols


2015年受賞作:Leica Gallery – 100 – F/Nazca Saatchi & Saatchi

2014年受賞作:Volvo Trucks - The Epic Split feat. Van Damme


2013年受賞作:Dumb Ways to Die


2013年受賞作:"The Beauty Inside" (Intel + Toshiba)

2012年受賞作:Chipotle - Back to the Start

201年受賞作:Nike - Write the Future

広告は販促に在らず、哲学を売る媒体である。

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マクルーハンと言う方が、50年ほど前にメディア論と言う書籍を書きました。※私の記憶する限りですが(間違ってたらすみません。)、非常に先進的だったもののメディアの危険性を提言していた事から大手マスコミを敵に回した事から早々に引退。書籍流通も限られている事から今では、中古で数万円する書籍となります。

広告の目的は売上獲得。販促を目的語として置く事が多いですが、マクルーハンは、広告の行きつく先は社会洗脳であり、社会扇動であると。メディアの効果は販促では留まらない期待と危険の両側面を持っている媒体だと定義しています。今回のCMで集めた内容は、お茶の間で見るような販促に特化した広告ではなく、ある意味では本質的な行動動機を作る、一種の社会扇動活動、もっと言えば、企業が持つ哲学を社会に流布するプロパガンダ手段だと言えます。このタイミングで私の感想ですが、ある意味では企業や個人、組織の思想を「映像と言葉」に乗せる事で、本当の意味での広告物が完成するものだと言える、そのようなCM集のよう感じました。

今回のNoteの目的は好奇心の醸成なので、少しでも興味を持っていただいた方は、どんどん御自身で肉付け頂けたら幸いです。これからも「好奇心」をキーワードに発信して参ります。

最後までご覧頂き心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。


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