[自由律俳句]❽山頭火ちゃん(Memento mori編)
私だけの終わりを想う朝 水の煌めき
終末から描く物語 たおやかに瞼を伏せる
時との勝負 勝ち目は無けれども 行く
寒すぎて 咲けない花を待つ
煌めく水面の下 水鳥の覚悟
綾糸の両端は終わりと始まり
過ぎた日に死に物狂いで切り通した道 今ではありきたりの道
この拍子で終いまで歩く
私だけの終わりを想う朝 水の煌めき
終末から描く物語 たおやかに瞼を伏せる
時との勝負 勝ち目は無けれども 行く
寒すぎて 咲けない花を待つ
煌めく水面の下 水鳥の覚悟
綾糸の両端は終わりと始まり
過ぎた日に死に物狂いで切り通した道 今ではありきたりの道
この拍子で終いまで歩く