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[自由律俳句]❻山頭火ちゃん(夕焼けの丘編)


灰色と茜色  その下に君

朱赤の光に照らされた頬に触れよう

燃ゆる山を越え 道を行く裸の足

夕日の声に導かれ  共に暮る

沈む夕日の朱  滲み  帰り道失くした

暮れたら冷え  冴える晩秋

見る前には跳べぬ事  痛む胸で知る

潤む視界の揺らめき 光る絵の夕日

うつむき歩く足元に 落ち葉の囁き声

どの道解らぬなら 解らぬままの道








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