CQとEQ
CQはIQ, EQに続く21世紀に不可欠な知性。
IQもEQも、先天的に備わっているもの。IQは変わらないがEQは開発できると言う。
CQは、生来のものではない。生まれたての赤ちゃんにCQはない。誰もが学びながら身につけ、開発できる能力。
今日、ある企業のトップリーダーが、「CQは必ず開発できると思う。でも、EQの開発は難しいのではないか」と呟いた。
自分と同じような人たちの中でリーダーシップを発揮する場合は、EQが有効。でも、今の世の中、自分と同じような人たちとだけ協働することは、ほとんど不可能になっていると思う。私たち一人一人は文化の影響を強く受けているし、私たち自身が文化の産物でもある。CQの高い人は、多様な人と関係性を作り、共創する。もしかしたらEQが高すぎると、自分と似たような人たちとの信頼やラポールを築く能力を、自分と違う人たちに使いすぎて、かえって失敗してしまうこともあるのではないだろうか。うーん。ここはもう少し深掘りしたいところではある。