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INFPの私は日記を書かずしては生きてこられなかった

私は小学3年生の時に、母にかわいいノートを買ってもらって以来、
その日の出来事と自分の感情を綴る日記というものを不定期で書いている。
夜、寝てしまう時もあるし、マメでないため、毎日ではない。
ふと思い立って、長さもフォーマットもなく、
誰に見せるでもないものを、ただひたすら書いている。
日記歴15年になる私は、日記を書いて救われてきたことがたくさんある。
今日は日記を書くことについてまとめてみたいと思う。

そもそものわたしの性格

わたしは直感で動き、感情で物事を判断し、それを内に秘めるタイプの性格である。そう、流行のMBTI診断でいうところのINFPである。
何それという方はぜひここからやってみてほしい。

INFPの私は、昔から、感情がものすごく溢れてきているのに、言葉に出すまでにいろんなことを考えてしまって、その場では何もないかのようにふるまえるのだが、実はいろいろ思うことがあって思考はいつでも爆発寸前である(どうやら人類みな共通でないと知って驚きしかない。)
そんな私は、誰にも言えなかったあの時のあの感情を、書き手の私が読み手の私におしゃべりする。そんなパーソナルな空間として、日記を位置付けている。
嫌だったこと、うれしかったこと、困っていること、頑張ったこと。とにかくなんでも自分を振り返って肯定してあげる場所として、なにかを抱えきれなくなった私は定期的に日記を活用していた。

メリット①:思考の整理

感情的な私は、基本的に物事の分別がついていない。とにかく何でも考え込んで絡まりまくっている。だからひとつづつ書き出すことで、数でもわかるし、大きな塊は分解できることがある。
あと書いてみるとそんなに大きな問題でもないかとか、とはいえ自分ではどうしようもできないなみたいなこともある。
わたしはおそらく思考を頭の中に取っておかないようにするべきタイプである。そんなに回転が速くない、発散先もない、落ち込みやすいからだ。だから思考を一回文字にして外に取り出して、整理して、入れなおすことが大切。

メリット2:読み返した時に成長を感じられる

今、抑えきれない感情を、整理したら、すっきりする。すっきりしたらその事柄は一旦忘れたり、思考を変えて頑張ろうとなって、また日常が進んでいく。それは過ぎた過去になる。
過去になってしまったら、その事象についてはあっという間に忘れてします。感情の些細なことは本当に忘れてしまう。
ふと読み返して、ようやく思い出される。当時を振り返ったとき、それはもう過ぎたこと、それ以上でもそれ以下でもない。でも確実に自分の足で踏みしめてきた、はいつくばってきた様子を文字で読むことができる。その時にはあの時からは確実に大人になった自分を実感できる。

メリット享受例(昨日の出来事)

彼氏と同棲が始まって5か月が経ち、安定と反比例にマンネリと不満の積み重なりを感じる今日この頃。そして、生理前PMSも重なり、今週は2回もひっそり涙を流すなどして、心が疲弊していた。
一人でカフェに行き、今なにが嫌なのかを「生活」、「仕事」カテゴリに分けて書いてみると(「仕事」は今日は割愛)、彼がわるいこともあったが、ただ自分がさみしがり屋なだけだったり、だれもどうしようもない将来に対する漠然とした不安であったりした。(メリット①思考の整理)
この5か月でなにが変わっちゃったんだろうと、ふと前のページをペラペラめくっていくと、まだ付き合って2カ月しかたっていない去年の自分が出てきて、「愛するということ」を読了後に、彼のことが大好きなのに、好きという気持ちを行動に表せられてなくて困っている自分や、週末しか会えない日に楽しく過ごす自分がいて、そのときから2人の生活のステップが何段も上がっていることに気づいた。(メリット②:読み返したことによる成長の実感)

そこで思うのである。

自分、めっちゃ幸せじゃん、不機嫌になるなんてなんて子!!!!????

このときには私の心の中にあるどんよりとした気持ちはもうなくなっているのである。すっきり、さっぱり、明日も頑張ろうの気持ちである。

終わりに

クリティカルな思考の持ち主で、思い悩むことなどない人にとっては、日記は不要だ。
私だって日記なんてものは書かずに生活を送れるなら、そうしたい。めんどくさいし。
でももうこういう性格だ。悩まないことはできないけど、悩んで苦しんだことにちゃんと向き合えて、乗り越えて、それをカタチにして、取っておくことができる。振り返って、懐かしい気持ちになれる。これもまた私の人生だ。ちょっと素敵じゃん、普通に。

おんなじように苦しんでいる人がいたら、ぜひ初めて見てほしい。
日記帳でも、ただのノートでも、広告の裏紙でも、Twitterでも、noteでもなんでもいい。

わたしはこれからも日記とともに生きていく。
・・・死んだらアンネの日記みたいになったりして。ならんか。



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