刺繍がなぜか続いている #2
暑い暑いと言っているうちに立秋を迎えてしまった
立秋を迎えたところで「そういえば、夏になったら刺繍タグをTシャツにつけよう」と思い立って春先に刺繍だけしていたものがあることを思い出した
ああ、このまま暑い暑いと言っているうちに冬になってしまうと思い、重い腰をあげた。
なぜ、重いか?といえば、私は裁縫がほんとーーーーーに嫌いである。
ボタンつけるのも嫌
裾上げするのも嫌
本当に嫌である
今時、アイロンでくっつく下地シート(?だっけ)もあるし、ちくちくする必要すらないのだけれども、タグにちくちくとした縫い目があるほうがかわいい
縫い目がないタグはなんか間抜けな感じがしてしまい、その間抜けな状態を想像しただけで、テンションがだだ下がる。
だからやるしかないのだが、たったそれだけのちくちくが、これまた想像するだけで萎える。めんどくさい。やりたくない。
結局、やってもやらなくてもテンション駄々下がるんである
どうせいっちゅうのよ?
そんな時、みなさんはどうしますか?
負と負の葛藤
どっちも嫌だから、やめてしまうという手もあるわけですが
今回はそれはなしとなった
そんな葛藤を数ヶ月かかえて(長い)
私は出来上がりのために思い腰をあげました
あ、出来上がりのためといっても、質は悪いですよ。それを言ったら刺繍のできだってひどいものである。
この場合の「出来上がりのために」というのは「こういう形にしてみたい」という気持ちをまっとうするために重い腰を上げたという意味。
縫い目だけつければ、あとはアイロンでペタっとしてしまいえばよい
なんかもうダラダラダラダラタグと四隅を縫う
そしてアイロンでペタっとくっつける
だいぶ、頭の中にあったイメージとは異なるものが出来上がってしまった
もうちょっとかっこよくなるはずだったのになぁ
といいつつも、今、前回のサブバッグ以上の大物を刺している最中である
そして、それがまだ出来上がる気配もないうちに、さらにもうひとつちょっと刺してみようかなと思うものが出てきてしまった
どちらも今回以上にちくちく案件が待ち受けている
また最後の最後にテンションダダ下がりが待っている
それでも頭の中にはかわいい代物が出来上がっているのでやってみようと思う
年内にひとつはできますように!
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