欅坂の改名に思うこと
大学2年生の時に、私は欅坂46と出会いました。
それまではアイドルには興味はなかったし、どちらかと言えば嫌いでした。
けれど、気が付いたらハマっていました。
それはデビュー直後の田舎っぽさが残る彼女たちが、キラキラした姿に変わっていくのを見るのが嬉しかったから、そしてメッセージ性の強い楽曲にたくさん励まされたからです。
だからこそ、欅坂の活動休止や改名を聞いた時、寂しい気持ちになりました。
個人的なことですが、今年度は周囲の環境が変わったことで手に入れたこともたくさんありますが、失ったこともたくさんあります。予測できるお別れもあれば、思ったよりもずっとずっと早くきてしまったお別れもありました。欅坂は、私の学生時代の思い出には欠かせなく、そのグループがなくなるということは帰る場所を失ってしまったように思います。
けれど、菅井友香さんの言葉に励まされました。
そして、ここから強くなるために、今まで大切にしてきたことを今一度手放すことで、空いたスペースには本当に大事なもので満たされるんじゃないかなと思っています。
(ねとらぼさんの「私が好きな欅坂46」が詰まっていた 「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」1万字レポートより 、菅井友香さんのお言葉)
辛い状況にいる彼女たちに、また励まされるとは...。いつも与えられてばかりのファンで反省です。
なんだか満たされない、寂しい感情を抱えたまま数ヶ月を過ごしているけれど、きっとそれは甘えで、自分で新しい何かを探しにちゃんと前に進まなきゃ、と思いました。
欅坂から与えてもらった楽しくて嬉しいこと、時々あった悲しくて遣る瀬無いこと、欅坂としての区切りに涙するメンバーもたくさんいたこと、その涙には痛みが伴っていたこと。全てを忘れずに、自ら帰る場所を手放してまで新しいステージに進む彼女たちを、私はこれからも応援します。
(そういえば...ひらがなけやきのサイリウムカラーってピンクでしたよね?)
(欅坂の無観客配信ライブのロゴのピンクって、そういう意味なんですかね?)