デンマーク🇩🇰 My soul journey Day-3 デンマークの若い国会議員に会いに
Day3は国会議事堂、旧王宮クリスチャンスボー城へ。そこで現国会で2番目に若い国会議員であるクリスティーナさんに面会いただき、国会議事堂内を案内していただきながら、デンマークの民主主義の歩みをお話しいただいた。
歴代首相の肖像画が面白い。
退任後に、肖像画を描いてもらう人や表現スタイルを自分で選んで描いてもらうので歴代首相で絵のタッチがまったく異なるのだ。
肖像画の表現方法にその人の思想や人間性が表れている。
現首相は前首相につづき、二人目の女性首相である。国会議員の男女比も女性議員が46%と、国政における男女格差は何歩も日本の先を行くようだが、クリスティーナさんはまだ道半ばだという。例えば閣僚のうち女性はまだ1/3を占めるに過ぎないからだ。
デンマークの国会は一院制、179名。席は議員歴の長いベテランが前の方、新人は後ろの方となっているそう。
クリスティーナさんも話されていたが、政治家は特権階級ではない。
デモクラシーはライフスタイルであり、毎日の日常の中にあるもの。特別なものや誰かのものではなく。
政治家はもちろん、すべての人が、すべての人の話に耳を傾けること。受容的に聞くことがデモクラシーの起点なのだ。
勝ち負けにこだわり、お互いに足の引っ張り合いをする、どこかの国とはそこが違うのだろうか。
国会見学の後はおのおの観光やらショッピングなども楽しんだ。
その後は再び地下鉄で移動して、デモクラシーガレージへ。
元ガレージをリノベーションしたオシャレで開放的なスペース。
ここにはこういったショップもありつつ、インキュベーションオフィスがあったり、ワークショップをするセミナールームなどもある。
デモクラシーを日常として当たり前に取り込んでいこうという空気作りを感じる。
在デンマーク20年以上の朋子さん曰く、「デモクラシーはめんどくさい。だからいかに楽しくやるか工夫が大事。正面からではなく、色んな角度からのアプローチを試すことが大事。北風と太陽に例えるなら太陽の政策を取ろうとするのがデンマークだ。
さて、このあとはロラン島へ移動し、教育や環境といった視点での学びを深めていく。
ロラン島へ移動し始めた16:00ごろ、自転車の通勤ラッシュを目の当たりにし、16:00終業はおとぎ話ではない、リアルなんだと実感。
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