坐禅体験に行った話。
こんにちは。
フリーランスでモデルとして活動しております、
福井千佳(ふくい ちか)です。
やっと、1記事がまとまった!笑
ずっとずっと溜め続けて更新できていませんでしたが、
落ち着く時間があり久々に書き上げてみました。
なので、今回綴っているのは少し前の、昨年末のお話。
前回の記事、実は夜中のテンションで一気に書き上げて
「えいっ!」と公開したものだったのですが
読み返すと、案外よく書けていて(自分で言うな)
ほっとしたところであります。
いつもは、公開前に読み返して読み返して、
読み返して下書きに保存して、
公開する前にまた読み返して下書きに戻して(しつこい)
を繰り返し、やっとの思いで投稿を完了させるのです。
石橋を叩いて叩いて叩き割ってしまうくらいに叩く私ですが、
勢いも大切だということなのでしょうか。
さてさて。
如何お過ごしでしょうか。
緊急事態宣言発令中、中々思い出の作りにくい状況ですが
出来ることを、全力で楽しんで。
気を付けつつ、しっかり生き抜けますように。
さてさて。(2回目)
坐禅体験に、行ってきました
ずっと、受けてみたかったんです。
「頭がすっきりするよ!」とか「心地良いよ~」とか、
色々な感想などはお聞きしていたのですが、
自身で体験したらどうなるのか。
どんな気持ちになって、心に何が残るのか、
はたまた空っぽになるのかな?
など、想像に想像を重ね、坐禅を受ける前の頭は
坐禅を受けた後のことで頭がいっぱいになるという大矛盾。笑
アホか。笑
初坐禅体験に選んだ場所とは
形式的なURLを貼ってしまった。
京都、花見小路の突き当りにある建仁寺さんのその中にある、
「両足院」さん。
宗派やら何やらはごめんなさい、詳しくないので
気になる方は上のURLから、見てみて下さいね。
ご縁にご縁が重なり、そこに良きタイミングも重なり、繋がり、
撮影のお仕事でこちらの両足院さんに以前お邪魔していて
そこからのプライベートな訪問でした。
(今回の記事のバナー画像は両足院さんで撮影したもの。
ロケーションも空気も、最高に素敵でしょ~)
解放することの難しさ
坐禅体験の詳しい流れや内容は割愛するとします。
兎に角、頭の中を空っぽにして、
音だけに集中してみたり、香りだけに集中してみたり。
はたまた「なーんにも考えない」ことに一生懸命になってみたり。
って、何て難しいんだろうか。
色々な雑念や日頃のto do listなんかが浮かんでくるものなんですね。
「何も考えないことなんて、果たして可能なのか?」ということについて
考えてしまっていたり。
ぐるぐる。笑
自分の頭の中ってこんなにもごちゃごちゃしていたんだ、と。
まず気付いた。
そしてあるとき、
涙がぽろっと、零れた。
ほかの誰にも、私が涙を拭った姿を見られていないことを祈る!笑
(後から住職さんにこのこと言ったら、
気付いてなかったって!よっしゃ!笑)
頭の中を空っぽにしようと色々な思考をポイポイ捨てて
かき分けてどうしても残ったものが
家族
でした。
勝手に、私の根底に残るものがあるとすれば
仕事のことだけだとばかり思っていたので、めちゃくちゃに驚いた。
露呈した自分自身の本質に衝撃を受けた
私の家族が家族でよかったな、とか
シンプルに「会いたいな~」とかもそうだし、
損得抜きで、心から信頼して任せられる
唯一といって良いほどの存在である家族って凄いなとか、
冷たい言い方をすると、
元は他人なのに、
私達子供も血は繋がっているとはいえ個人なのに、
父は母は、お互いに、そして私たちに対して
どうしてこんなにも尽くせるんだろう、
屁理屈ばかり、反抗ばかりする子供なんて憎たらしいだろうに、とか。
私はまだまだ自分が大好きで可愛くて仕方がないから、
新しい家族を作るなんて到底無理、偉大やな~とか思ったり。
はたまた、そんな大切な存在が居なくなったらどうなるんだろう、
いつか絶対訪れるその日、私は耐えられるんだろうかとか。
父は、母は、私たちが家族で、私が娘として産まれて
幸せだったんだろうかとか。
苦労と心配ばかり掛けて、それでも見捨てないでいてくれて。
そんなことが一挙にぶわっと頭を巡ってしまい、
涙となって流れた感じでした。
と共に、私の頑張りの原動力のその芯の芯を見つけたみたいで、
自分自身の普段からの行動言動が腑に落ちました。
住職さんはその後、
「考えても仕方ないことだってあるし、
あ、これ前も自分の中で議題に上がって
どうしようもないっていう結論出たとこやん、終わり終わり!
って思うこともある。」
ともお話して下さり、その言葉にも救われました。
結局何が言いたいのか
というと。
自分自身の頭の中の整理時間って絶対に必要で、
忙しい毎日を過ごしている時こそ大切で、
その方がものごとの捗りが良かったりして、
本質に気付けば近道ができたりして。
はたまたどうしようもないことは結局どうしようもなくて、
それに気づくきっかけを与えてくれた坐禅体験。
行ってよかったなというお話でした。
前回までの「ルーツを巡る」シリーズ後の更新、というところにも
私的意味があり、
自分自身の今までを見つめなおして纏めたことを頭に入れた上で、
それが合っているのか、ちょっと違っていたのか、
答え合わせとして坐禅を受けたかったんです。
「ルーツを巡る」シリーズ
↓
感じ方は人それぞれ。
事態が落ち着いてからでも、行ってみて下さい^^
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鬼のように喜びます。
ここまで読んでいただいただけでも涙。
有難うございます^^
福井千佳
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