カタカムナ言靈で読み解く香春(かわら)神社
三種の神器と言えば、天照大神が天孫降臨の際、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に授けた宝物で、八咫鏡、天叢雲剣、八尺瓊勾玉の三つの宝物を指します。安置されているところは、各々伊勢神宮や熱田神宮、宮中三殿の賢所となっていますが、日本の天皇はその証として代々受け継いでいるということになっています(レプリカ説もありますが)。
この三種の神器を象徴する山が、
勾玉→玉置山(奈良 北緯33度55分36秒)
剣→剣山(徳島 北緯33度51分13秒)
鏡→香春岳(福岡 北緯33度41分32秒)
と不思議なことに北緯33度で一直線に並んでいるのです(北緯33度は古今東西文明発祥の地となり、夏至の太陽の通り道になる特別なラインと言われています)。
福岡の香春岳には香春神社があり、社格も非常に高く、古い資料では宇佐神宮でなく、この香春神社の方を豊前国の一之宮としている資料もあり、ここまで聞いたからにはフィールドワークに出かけなくてはいけません。
心配していたお天気もすっかり回復し、雨上がりだったため、逆に非常に清々しく御神氣をたっぷり浴びることができました。神主さんも参拝者も居なかったため、少し寂しくはありましたが。
実在した可能性のある最初の天皇とも言われている崇神天皇や、天照大神の第一皇子忍骨命、初代天皇である神武天皇縁のある豊比賣命が祀られており、建国記念の日に相応しい神社への参拝が叶って本当に良かったです。
さて、珍しい読み方をする香春神社を、今日はカタカムナ言靈で読み解いてみます。
カ…影也
ワ…万物ノ形ヲ宰也
ラ…降也
ジ…始也
ン
ジ…終也
ヤ…文也
潜象の形が降り始まりと終わりを綾なす。
この神社は、潜象界を顕現させている神社ではないかと感じます。本来は、宇佐神宮に匹敵する社格なのに、余り世に知られていないのもそれが原因かもしれません。宇佐神宮と両参りをすると良い神社なのかもしれません。