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言霊秘書雑感その1
縁あって山口志道霊学全集 言霊秘書を学んでいます。恐らく一般の書店には配架されておらず、手に取られた方は少ないだろうと思われます。
内容も難しいため、私は末巻の解題・解説から読み始めました。
少しずつ理解していきたいと思いながら、再びこのnoteにアウトプットする場を求め、我が身にインプットしていけたらと勝手なことを考えています。御許しください。
なお、自分の理解を促すため、本文をそのまま写すことはせず、エッセンスを抽出し、私の解釈を織り交ぜていることをご了解ください。
解題595
右脳は絵画的イメージ情報で、直感、霊感と言われる類はここに起因しています。逆に左脳は言語的な論理的、概念的情報を司っています。
万葉の時代、あるいはもっと古くから歌を詠んでいた我々先祖は、特に叙景歌において右脳に閃いたイメージを左脳の言語で表現していました。
古(いにしえ)の日本人は、精神力が強く、その極致が良きにつけ悪しきにつけ特攻に象徴されているように捉えています。諸外国に畏怖される程の強靭な精神力は和歌を詠むことで鍛えられた脳バランスに起因しているのかもしれません。
靖国神社の遊就舘や回天記念館では、若くして英霊となられた方々の手紙を拝見することができ、そこには自作の歌も散見されて胸に迫るものがありました。つい100年程前はもっと生活の中に和歌が存在していた証と言えるでしょう。
今はそれがsongの歌に変わったと捉えれば、和歌離れも憂うることはないのかもしれません。個人的には57577という共通する定型の縛りやリズムは心地良いのですけれど。
私も、時々和歌を詠み、脳バランスを鍛えていくことにします。