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カタカナは神代の言葉②水穂伝重解誌一言法則代
前回お伝えした岡山講演会で、天聞先生は言霊について次のように述べられています。
「日本古来から伝わっている言霊というのは、「言霊秘書」(山口志道著)に書かれた稲荷古伝の水火(イキ)の御伝である。これが正統である。
空海、出口王仁三郎、岡本天明、川面凡事、等歴史に名を刻んでいた神道界の大御所たちは悉く皆この水穂伝の水火の御伝によって、言霊、日本の御国の学びを行っていた。
(虚空蔵求聞持法とは、決められた作法に則って虚空蔵菩薩の真言「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか」を1日1万回ずつ100日かけて100万回唱えるという修行法。)
このように言われているが、実は言霊でカタカムナを解くことを虚空蔵求聞持法と言っている。」
虚空蔵求聞持法のやり方の伝授が岡山講演でした。
そしてそのやり方を実践する前に、言霊秘書に「カタカナは神代の言葉」等看過できない記述があり、今こうしてまとめているところです。
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神代の学びの法と称する布斗麻邇の御霊、稲荷古伝について。
先ず、布斗麻邇の御霊の躰、相、用を弁え、続いて稲荷古伝を弁えなさい。初めに布斗麻邇の御霊の躰を弁え、その後に御名を理解しなさい。
布斗麻邇の御霊は天地自然の神躰であり、近くにいらっしゃる神の教えです。
目に見えない水火を神と言い、目に見える火水を人と名付けます。目に見えない躰を目に見せる教えがこの御霊の形です。
円形で8つに割き別れ、一桁ごとに五十言の五字一行を書いて、合する時は一円の球となり、開くと大八島の形となります。これを相(すがた)と名付けます。
これをヒフミヨイムナヤと七度開合変化して、大八島の形となる所が天地万物の起こり終わりを表します。これが御霊の用ということで、御霊の躰・相・用とを知ります。
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この御霊の神宝は、丹波の国の御霊大明神、岡山の稗田八幡宮、大阪の生玉明神に鎮座なさっています。
稲荷古伝は、布斗麻邇の御霊より分かれた水火のイキの形で、天地の氣を知る御伝であることを悟り得ました。稲荷という名を説くときは、その躰を知るべきです。まず、稲荷の名を説けば、で出入りの息の神なりということです。イキ並ぶ理ことわりということです。イキとは命のことです。ですから長命を願い、幸いを求めるのがこの謂れです。
上記のような、言霊の理が数々記されていて、ここにすべてを書き表すことは出来ませんし、見過ごしている部分も多々あると思います。
ぜひ、国学第一の書と言われる「言霊秘書」を手に取ってお読みいただくのが良いと思います。日本の真理に辿りつけると思います。