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カタカムナ第10首

メグルマノ ミナカヌシ タカミムスビ カムミムスヒ オノコロシマ カムナホグ アメツチネ ハシマリ

メグルマノミナカヌシについて。
現象物として、発生して、自由に変遷して、存在している粒子は、私たちには見えますが、それは独立してあるのではなく、その真ん中の実体の中心には潜象の中心が主(ぬし)として居ますよという意味です。

タカミムスビは、現象の結び、目に見える実在している方を示します。
カムミムスビは、潜象の結び、目に見えないけれどはっきり実在している結びを示します。
ムスヒとは潜象が進んでヒとなります。ヒは最初のエネルギーが出来上がる、肉体のエネルギーが出来上がる、潜象のエネルギーが出来上がる、これらが結び、というわけですから、タカミムスビとカムミムスビが起こります。

オノコロシマは、潜象の奥から変遷を繰り返しながら重合して、アマ始元量から鞠という形になって奥の方から物体となって最初出てきます。
つまり、潜象の奥深くから進んで来て、繰り返し重合して現実の物体となって出てきたものをマ(境界線がハッキリしない)として示しますという意味です。

カムナとは潜象の核(見えない中心)から自由になった親和物が、ほどくとか、解釈するとか、あるいは結びを解くとかいうのをホグと言います。

そしてそれがアメツチネハシマリであり、正反対向性を持ったものとして、個々の生命体として独立して、鞠として動き始めるのが生命なのです。また、アマツチ(天土)について、アマは天を指し、土は地球、その根っこは元(もと)、始まりますよということでもあります。

以上が10首です。
直感で感じるものなので、サヌキ脳で考えると分かりづらくなりそうです。リズムに乗せて歌ってみると感じられるかもしれません💧



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