言霊玄修秘伝より二大言靈学の興隆
国学の古代復興精神は、「古事記」の文献学的研究の端緒となるとともに、「稲荷古伝」「真寿美鏡」というそれまで表面には出て来なかった言霊の古伝が、神計らいの時宜を得て世に出ることにもなった。
永らく秘められていたこれらの古伝から、「古事記」等の真の意味を解明しようとする動きは天保年間に興った。この中心が山口志道と中村孝道だった。(中略)
山口志道は、荷田訓之より「稲荷古伝」(現在の伏見稲荷に神体として祭祀されていた)の秘図を伝授された。爾来彼は江戸に出て5年間神代学の基礎を固めた。
この志道の言霊神代学の波及の中で、とくに注目すべきことは、いわゆる伯家神道に対して影響を与えたことである。
数年前に伯家神道を基にしたエンペラーコードを学んだことがありましたが、結局皇室に伝わるとされる伯家神道も山口志道の「言霊学」に端を発していたのです。カタカムナも志道の「言霊秘書」で読み解くと真理が見えるという人もいます。
私も4年前にカタカムナに出会って以来、導かれるように「言霊秘書」そしてこの「言霊玄修秘伝」に辿り着きましたが、それも必然だったのかもしれません。
先週初めて伏見稲荷にお参りしました。山口に住んでいる私にとって、京都の伏見稲荷を参詣できたのはご神縁だったのだと思います。
そこの総本宮で引いた恒例のおみくじはありがたいことに大吉でした。このお参り以来、不思議なご縁で数万円が入ってきたり、人前で緊張せず堂々と話ができるようになりました。今まで様々なパワースポットを巡ってきましたが、ここまで明確に御利益が発揮されたのは初めてかもしれません。ありがたいことです。
御御籤の和歌
「幸あれと祈るいなりのあら玉のひかりは家のうちにみつらむ」