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王仁三郎歌集3

引き続き、気になる歌を切り取っていきます。

☆望みごと叶ひたりとて気ゆるしをすれば忽ち禍とならむ
☆とり返しならぬ過失(あやまち)なすものは心傲(おご)れる時にぞありける
☆われ以上偉大の人にまじはれば人格とみに向上するなり
☆一日の業務は朝に考へて終日わき目もふらずはたらけ
☆素戔嗚の神の尊(みこと)のつくらしし三十一文字は言霊の本よ
☆素戔嗚の神の始めし敷島の歌は善言美詞(みやび)のはじめなりけり

「一日の業務」のように生き方について書かれていたり、「素戔嗚の」のように言霊について書かれていたり、きっと生きていらした時は殿上人のような方だったと思いますが、歌を鑑賞している限りはとても親近感を感じさせました。

印象的な歌をすべて取り上げることができましたので、次はマヤ暦で出口王仁三郎の生涯を紐解いてみたいと思います。

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