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【分量完備】夏から秋の中華料理20選vol.2

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夏と秋が旬の食材を使った本格中華料理レシピ集第2弾です。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本あたり50円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ…
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2021年9月の記事一覧

おうちで中華 - 白灼秋葵(広東式オクラの湯引き)

そろそろ今年の旬も終わりだが、駆け込み的にオクラを使ったお手軽中華料理をご紹介してきたい。白灼秋葵(広東式オクラの湯引き)だ。 白灼秋葵 báizhuó qiūkuí丸ごと茹でた熱々のオクラに、甘めのにんにく醤油だれをジャー!シャッキリホックリしたオクラに、にんにく風味が意外なほど合う。日本の食べ方とはまた違った、オクラの新たな魅力を発見してもらえることだろう。 油やにんにくの食欲増進効果にも注目してほしい。あれよあれよと箸が進み、山盛りに作っても、あっという間に胃袋に収

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おうちで中華 - 胡蘿蔔玉米鶏湯(人参ととうもろこしと鶏肉のスープ)

今回は、我が家では夏になると必ず作る定番スープを紹介しよう。胡蘿蔔玉米鶏湯(人参ととうもろこしと鶏肉のスープ)だ。 人参の赤。とうもろこしの黄色。華やかな彩りが、夏にぴったり。碗から立ち昇る甘やかな香りが、もうご馳走だ。 胡蘿蔔玉米鶏湯 胡萝卜玉米鸡汤  húluóbo yùmǐ jītāng骨付き鶏肉の旨味と人参・とうもろこしの甘味が溶け合ったスープは、舌を包み込むような優しい味わいで、すする者はみな思わず笑顔になる。 柔らかく煮えた具も、もちろん旨い。煮込み時間を長

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おうちで中華 - 松仁玉米(松の実ととうもろこしの炒めもの)

旬が終わらぬうちに再びとうもろこし中華をご紹介したい。知って絶対に損はない松仁玉米(松の実ととうもろこしの炒めもの)だ。 松仁玉米 sōngrén yùmǐたっぷりのとうもろこしの実と松の実を炒め合わせる。それだけと言えばそれだけだ。だが、これが旨い。 プリプリで甘味たっぷりのとうもろこしの中で、香ばしくサクッとした松の実が弾ける。その相性の素晴らしさは、食べれば分かる。たっぷり作るところもポイントで、レンゲでもふもふ頬張ると、圧倒的多幸感に浸れる。 遥かなる昔の北京留

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おうちで中華 - 醋溜土豆絲(千切りじゃが芋の酢炒め)

今日のひと皿は、久しぶりにじゃが芋中華。中国の家庭料理では定番中の定番・醋溜土豆絲(千切りじゃが芋の酢炒め)をご紹介しよう。 醋溜土豆絲 醋溜土豆丝 cùliū tǔdòusī日本でじゃが芋の食感を形容する言葉といえば、「ほくほく」が定番。しかし、この料理のじゃが芋は「シャキシャキ」だ。 シャキシャキとしたじゃが芋に酢の風味と酸味がまろやかにからみ、大いに食欲を刺激する。野菜料理なのにビールを呼ぶし、酒を飲まない子供もわしゃわしゃ食べる。定番になるのも納得の美味しさなので

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おうちで中華 - 白灼松柳菜(広東式おかひじきの湯引き)

今回は、意外な野菜の意外な食べ方をご紹介したい。白灼松柳菜(広東式おかひじきの湯引き)だ。 おかひじきの中国語名は、松柳菜。中国でおかひじきを食べるイメージはあまりなかったのだが、前回の中国生活(2015年~2019年)では、レストランでちょくちょく見かけるようになってきた。 中でも美味しいなと思った料理が、今回の白灼松柳菜。さっと湯がいた熱々シャキシャキのおかひじきにちょいと甘めの醤油ダレをかけることで、驚くほどたくさんの量をペロリと食べられるのだ。 白灼松柳菜 bá

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