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酒徒の履歴書 - 酒徒ができるまで

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メンバーシップで公開した「酒徒の履歴書」のまとめです。仕事は食とは無縁のサラリーマンが、なぜ中華料理を語ったりレシピを書いたりしているのかが分かります(笑)
長めの短編小説くらい(37,000字)です。本格中華、居酒屋行脚、十年の中国生活など盛りだくさん!
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2022年11月の記事一覧

酒徒の履歴書①~⑯まとめ読み

全16回の連載を1つの記事にまとめました。ずらーっと最後まで読めます。 改めて僕はこういう人間です…という自己紹介を兼ねて、自分の食遍歴を書いてみます。本業は食とは無関係のサラリーマンが、なんで中華料理の本を出したりするようになったのかが分かります(笑) 黎明篇(出生~高校生)憧憬の脆皮乳猪(豚の丸焼き) 僕は、1970年代後半に埼玉中部の小さな街で生まれた。高度成長期に地方から上京した人々の受け皿となった新興ベッドタウンで、街にはこれといった特産物や名物がなかった。僕

酒徒の履歴書⑬ - 白酒万歳!広州からマカオ・東南アジアへ!

2007年。約2年間の留学・研修生活が終わり、広州では新米駐在員としての生活が始まりました。幸いなことに、食への興味が仕事を助けてくれ、また、仕事が食の深掘りを後押ししてくれました。また、広州時代はマカオや東南アジアにも食の興味が広がっていった時期でした。 怒涛篇2(三十代前半) 留学の北京、研修の上海とは違って、駐在員として過ごした広州では、仕事もそれなりに忙しかった。僕の仕事は自社サービスを中国人顧客に売り込むことで、広東人スタッフと中国各地を飛び回ることになった。

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酒徒の履歴書⑭ - 一大決心!神奈川での新生活。

2011年、約6年ぶりに帰国した僕。日本のサラリーマン生活に疲弊して酒におぼれながらも(笑)、月イチの中国出張で息を吹き返すという生活を送ります。そして、人生における大きな決断をした時期でもありました。 乱離篇(三十代半ば) 2011年の夏、僕は突然の辞令で中国を離れ、東日本大震災の衝撃がまだ冷めやらぬ日本に戻ってきた。 住む場所を吟味する余裕はなかった。限られた条件の下、鎌倉の外れにある家を選んだ。都内への通勤に便利とは言えなかったが、海なし県出身の僕には、比較的海が

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酒徒の履歴書⑮ - 魔都上海!新たなる挑戦。

2015年、二度目の中国赴任が始まりました。8年ぶりの上海は世界最大の大都市に成長し、食事情も大幅に変貌していました。そこに戸惑いつつも楽しみを模索した4年間。そして、子供が生まれたことで生活が激変します。 回天篇(三十代後半~四十代前半) 2015年夏。二度目の上海生活は、順調にスタートした。仕事は日本時代の延長で、顧客も同僚も大半は旧知の仲だった。僕の中国好きはよく知られていたので、「歓迎回来(お帰りなさい)!」と迎えてもらえた。 今回の住居は、徐家匯エリアにした。

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酒徒の履歴書⑯ - 最終回!「おうちで中華」はじまる。

2016年。子供が生まれたことをきっかけに、日常的に中華料理を作るようになった僕。それまでの「食べて、書く」が「食べて、作って、書く」に変わることで、新たな世界が開けたように思います。長々続いた「酒徒の履歴書」、今回が最終回です! 回天篇2(三十代後半~四十代前半) 2016年、上海。子供が生まれたことで日々の食べ歩きを大幅にセーブすることになった酒徒家。「外に食べに行けないなら、自分で作ればいいじゃない」というコンセプトの下、僕は自宅で中華料理を作り始めた。 料理歴の

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