イギリスはまずいのか問題
イギリスに留学行ったんだ、というと
かなりの確率で
「いいな〜!え、でもご飯大変だったでしょ!?」
という反応がきます。
イギリスはご飯が美味しくない。
ほとんどの人が1度は聞いたことがあるであろうこの噂。
私も行く前、かなり気になっていたし、
なんならこれが理由でイギリスを旅行先から外す友達までいました。
いや食って大事ですもんね。。
じゃあ実際に暮らしてみてどうだったのか。
本当にイギリスのご飯はまずいのか。
答えは、、、、
Noです!(私の主観)
わーい!!
以下、私の主観ですが実際に滞在してみて感じたイギリスご飯事情について書いていきたいと思います。
イギリス料理はおいしい
そもそも、イギリスの代表料理と言われている
フィッシュ&チップスとか、ステーキパイとかスコーンとか、、。
これは普通にとっても美味しいです。
だって牛肉煮込みが入っているパイなんて不味くなりようがない、、
もちろんレストランに行っても美味しいけれど、
おすすめなのはパブご飯。
だいたいイギリス料理メインどころは揃ってて、値段もそこそこ、お酒も一緒に飲めるし美味しい!❤︎
こんな感じでどとーんと!
ボリュームたっぷり!
これでだいたい£13-15くらいだったかな、たしか。
しかも本当にどこにでもあるので困ったらとりあえずパブに行けば間違いはないです。
世界の料理が集まる場所ロンドン
前の記事にも書いたとおりロンドンはダイバーシティ溢れる都市。
いろんな国から来た人が開いた、世界中の料理屋さんがあるわけです。
日本でもお馴染みタイ料理や韓国料理、イタリアンだけでなくギリシャ料理やレバニーズ(レバノン料理)まで本当にたくさん!
もともとイギリス、いろんな歴史も相まって中華とインド料理は有名だったのですが、時代は変わりました。
なんでもある!なんでも美味しい!
そしてそして、、
そこら中にあるフードマーケットのクオリティもめちゃくちゃに高い!
だいたいみなさんワゴンでお料理を作って売っているのですが、パスタやハンバーガーからライスボウルまで、、
これが果たしてなんだったのかは忘れちゃったけど、笑
Mexicankebabとかいう謎料理だったはず、、
でもとにかく本当に美味しかった。
レストランに入るよりも安くすみますし、いろんな選択肢があるのでマーケット、かなりおすすめです。
イギリスがまずい3つの理由
じゃあなんでこんなにまずいって言われてるの?って話なんですが。
こんなにイギリスの食を褒めたものの思い当たるところもたくさんあって。
まずイギリス、
出汁という概念がない。
日本ではカツオとか昆布とかそういうので出汁をとったり、イタリア料理も魚介の出汁とか良くいうけれど
イギリスの料理はどれも
どーん!ばーん!どうだ!
みたいな。良く言えばシンプル、悪く言えば単調な味のものが多いように思います。
そもそもイギリスはオーブンで調理する文化らしく、似たようなものが多かったり。とりあえず具材を入れて焼く!!みたいなものが多いです。
だから味に繊細さを求める人にとってはうーん。となるかも。
そして一つ一つの料理は美味しいけれど、たしかに毎日は食べられないかも。
あとは圧倒的に塩味足りてなくない!?
ということがよくある。
どう考えてもあとちょっとお塩を足したら美味しいのに、、という状況。 野菜とかも茹でてそのままでてくる。アジガナイ。無味。
ただ、だいたい食卓やレストランにお塩はあるので調理する人が足すのではなくお好みで足して。というシステムなのだと思う。
そして、他国に比べてイギリス人。
食に対する関心が低い。
絶対低い!
だってみんな毎日飽きずにお昼におんなじようなもの食べているし、
ホームステイ先のご飯は4パターンくらいだったし(とても美味しくて感謝しかないですが)
とにかくイモ頼み。
じゃがいもがフライになり、マッシュになり、ベイクドにされ、永遠出てくる。
お米を主食で生きてきた私からするとじゃがいもってそんなに毎日食べられるものじゃない、、
しかも主食にも副菜にもなるからきつい、、
お米とポテトとかやめて、
とはなりました。何回も。
そんなイギリスの食文化。
結構奥深いのでもっともっと気になる方はぜひこの本をどうぞ。
少し前の本なので最近のことについては書かれていないけれど、イギリスの食文化、そしてその背景にはどんな歴史と慣習があるのかについて知ることができます。
結論
話が脱線しましたが、結論、!
イギリスは美味しい食べ物たくさんある。特に最近はすごい。
でも食にこだわりがある国民性ではない。
でもそもそも留学行って思ったけれど、
こんなに毎日 昨日は韓国料理、今日はイタリアンで明日はエスニック〜
とか言ってるのは
日本人だけかも。
もしくは世界的にすごくまれかも。
長々と書きましたが、
日本ではなかなか食べられないものもたくさんあるので、ぜひ、
イギリスでも食を追求してください🇬🇧
きっとあなたの印象が変わります。(たぶん。)